8つのコンセプトって何?どうつくるの?世界観が生まれる飲食店の作り方

人を集めるために、一番重要なポイントは、コンセプトです。なぜなら、来店客はお店の世界観に共感してくるからです。

人を集めるための飲食店のコンセプトを考えるうえで大切なポイントは

目標を具体的にイメージするためにコンセプトを考える
一貫性をもたせるために、8つの視点で考える
③メインコンセプトからサブコンセプトへといった順序は気にしないこと。書きやすいコンセプトから書く。

です。これを実現する方法として3つあります。

①まずは順番通りに質問に答えて、決めていく!
「とりあえず仮に作る」ぐらいの気軽さで、何度も修正しながらコンセプトを練り上げていく!
優先順位をつけながら、絞っていく!削除することが大切。

上記のポイント、パターンを活用することで、店舗オーナーさんは、改善能力を身に着けることが出来ます。重要なポイントとして、ぜひ覚えておきましょう。


上記のポイントを一つ一つ細かく解説していきます。

やりたいことをより深く考えるには?キッカケは融資のための事業計画書づくり?!

やりたいことは、あるが事業計画書は作れない。。。

「今まで修行してきた美味しいパスタは作れるが、文字にしていくのは、、、」
「文章苦手なので、書き方がわからない、、、」
「外食ビジネスの良いモデルが思いついたが、、、」

など、やりたい飲食店があるから、お金の心配やインテリアデザインのことを考え始めているのだと思います。しかし、実際に事業計画書のような文章や数字で表現するのに慣れている人は中々いません。

この記事では、質問形式にすることで、やりたいことを言語化するお手伝いが出来たらと思っております。

融資キッカケで事業計画書を作り始めでも何でも良い!

キッカケは何でも良いので、まずは文字と数字とイメージにしていくことが大切です。融資担当者でも求人でのウェブサイト集客でも、必ず文字や数字やイメージにして、相手に伝えなければなりません。

融資を受けるためには、ちゃんと自分で考えた事業計画書を作ろう!

融資を受けるだけの事業計画書づくりは、時間がもったいないです。せっかくですから、形だけの事業計画ではなく、作りながら本当にやりたいことを見つける指針書を作っていきましょう!

融資で必要な視点は、

定性的な視点=コンセプト

定量的な視点=お金やスケジュールなどの数字

ここでは定性的な視点を考えてみましょう!

コンセプトが大切なのはわかるが、具体的になにから始めたら良いのか?

コンセプトが大切なのは、4つの項目の影響をあたえるから!

「コンセプトが大切!」ということは、もう何度も聞いてると思いますし、認識していると思います。

「でも、なんで?」ということを知っていれば、俄然やる気も出るはずです。

融資 前項で離したとおり、金融機関は定性的な視点での判断材料とするからです。
物件 不動産探しの際に、このコンセプトがあるとやりたい立地なのかが、判断できるようになるからです。
内装 デザインは好き嫌いになりやすいです。しかし、来店されるお客様が喜んでくれる空間にしなくてはいけません。その時にどんなお店にすべきかを判断する材料になるからです。
集客 どのようなメニューを?誰に?どのように伝えるのか?を含めて最適な方法を見つけるために必要になるからです。

あなたの目指すべき飲食店開業に必要な、8つのコンセプトを知ろう

コンセプトにも色々視点があります。それは全部8つ。次に上げる項目です。

顧客、立地、商品、価格、店舗、接客、販促、時間の8つです。

この8つのコンセプトを取りまとめるのが、メインコンセプトとなるのです。そのメインコンセプトは、あなたがどんな飲食店を作りたいか?に繋がっていくわけです。

具体的にやりたいことが決まっていない人のための、コンセプト作りの順序

メインコンセプトをまずは一文で端的に書いてみてください。

  1. いま現状のイメージしている8つのコンセプトの質問に答えていきます。行ったり来たり修正したくなるとは思いますが一発で決めようとせずに、まずは一度、仮に決めましょう!振り返らず、全部通して書いてみることが、とても大切です。また、どのコンセプトもシンプルに一言で書いてみてください。
  2. 何を一番の売りにしているのか?を8つの優先順位を決めてみましょう!
  3. 優先順位の低い方を修正かけてみましょう!一番大切一番上の項目は、変えずに行きましょう。
  4. メインコンセプトが、8つのコンセプトを網羅しているか?を確認してみましょう。そして修正をしていきましょう。
  5. 最後にメインコンセプトや8つのコンセプトの一言に説明をつけていきましょう!そうるれば、あなたのやりたい店舗の骨格が出来上がってくるはずです。

質問に答えていけば、自然と見つかるあなたのお店の方向性

メインコンセプト

「あなたはどんな飲食店を作りたいのですか?」
「なぜ飲食店を作ろうと思ったのですか?」

顧客コンセプト

「どんなお客様に来てもらいたいのですか?」
「来たお客様にどのようになってもらいたいですか?」
「お店のことをどのように思ってほしいですか?」

立地コンセプト

「なぜこの物件を選んだのですか?」
「土地勘があったのですか?」
「家賃が安かったのですか?」
「街を歩いている人が来て欲しいお客様だったのですか?」

商品コンセプト

「どんな料理がウリなのですか?」
「どんなドリンクがおすすめですか?」
「メニューの特徴はなんですか?」

価格コンセプト

「一回の食事で一人いくらで食べれるんですか?」
「グループで合計いくらくらいなんですか?」
「その価格は高めですか?安めですか?」

店舗コンセプト

「どんな雰囲気をイメージしているのか?言葉で表すと?」
「そのイメージをグーグル画像検索で見せてくれますか?」
「ベンチマークしているお店はありますか?」

接客コンセプト

「お客様とどのようなコミュニケーションを取りますか?」
「どのような接客スタイルでしょうか?」
「スタッフはどのようなユニフォームを着ますか?」

販促コンセプト

「オープン時の広告はしますか?」
「チラシ、SNS、ウェブサイトなどの自社での販促を行ないますか?」
「ぐるなび、食べログ、一休などの外部サイトを利用しますか?」

時間コンセプト

「お休みはありますか?いつ定休ですか?」
「何時から何時までの営業ですか?ランチ、ディナー両方営業ですか?」

まとめ

コンセプトをわかりやすく、簡単に作るためには、

1.まずは順番通りに質問に答えて、決めていく!
2.「とりあえず仮に作る」ぐらいの気軽さで、何度も修正しながらコンセプトを練り上げていく!
3.優先順位をつけながら、絞っていく!削除することが
大切。

上記の3つのことを意識しながら、質問に答えていけば、必ずあなたの目指すべきお店のコンセプトが書けるようになっているはずです。

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