より多くのお客様に来店されるブランドになるには?多店舗展開を成功させる4つのポイント!

個店を集客するのとは考え方が異なる多店舗展開ブランド

利用規模の最大化を目標

多店舗展開をするためには、利用者が多くかつ利用シーンが多くなければなりません。専門料理店や個店の隠れ家的なお店のように、地元密着や「その料理を食べにくる」と言った目的店ではありません。利用規模の最大化が、集客力を向上させ、売上に直結します。そして多店舗あっても利益を上げることが可能になります。

より多くのお客様のことを知る

今回ご紹介する多店舗展開を目標とするブランドづくりでは、お客様が何を見て、感じて、来店されているのかを知る必要があります。現時点で実店舗や実験店舗がある場合は、お客様からのリサーチが今後のライフラインになる可能性が高いです。しっかりお客様の意見をより多く取得することが重要です。

多店舗展開や多くの人々に来店してもらうためには必要な考え方とは?

では、より多くお客様が来店してくれる店舗ブランドにするためには、何が必要なのでしょうか?それはずばり、「低価格」「利用価値」「使いやすさ」「利便性」の4つのポイントとなります。

複数の店舗展開出来ているのは、なぜか?

複数の店舗展開が出来るのは、前項の4つのポイントだけではありません。それを受け皿となる運営体制が必要です。全体を管理するマネージャー、現場を取り仕切る店長、接客を取りまとめるホールスタッフ、料理のクオリティを担保するキッチンスタッフが、それぞれの持ち場を理解し、実行し続けることで、店舗運営は上手く回ります。

どんなに価値ある料理を低価格で、利用シーンがたくさんあるお店を企画したからといっても、運営がその通りに実行できなければ意味がありません。

より多くのお客様に来ていただくには?

日常食として利用してもらう!

より多くのお客様にきていただくには、普段からの食事を飲食店でしてもらうことです。朝食、ランチ、夕食、その間の間食です。特別な日にきてもらえる店舗ではなく、「日常的に来てもらえる店舗づくり」を目指すわけです。

普段から親しみを持てるのは認知度?

普段よく聞く音楽、テレビやyoutubeでよく見ている人物や商品は、なんとなく親しみを感じていきます。飲食店ブランドも同じです。普段から目にするもの、聞くものになる必要があります。今の時代は、ウェブサイトだけではなく、LINE、Instagram、FacebookなどのSNSを通して、エンドユーザーと接点を誰でも持てる時代です。

興味を持ってもらえそうな人々に向けて、一方的な配信だけではなく、意見をもらえるシステムが構築できれば、効果的に認知度を得ることができます。

入りやすいデザインが採用されている

今の時代、スマホで調べてから店舗に入ることが、多くなっています。しかし、日常食となると、ふらっと店舗に入るお客様が多いのも事実です。時間のないサラリーマンやOLが、ランチタイムに調べていくより、街を歩いてサッと入ることは、まだあります。満足度が高ければ、ランチの常連にもなります。そのきっかけとなるのが、「入りたくなるデザイン」で店構えを作っているかということです。

多店舗展開が成功している飲食店ブランドの4つの特徴

多店舗展開できる飲食店ブランドを作るには、次の4つの項目のバランスを取る必要があります。

低価格

日常的な食事であるので、リーズナブルであったり、コスパが良い店に行くのは当然です。毎日食べるかもしれないので、日々の出費は誰でも抑えたいものです。さらに利用者層も多く存在しなければならないため、その街に一番多くいそうなターゲット層に設定します。そうなれば、必然的に比較的、低価格帯でなければ、利用者も多く取得できないはずです。

利用価値

「料理の美味しさ、雰囲気の良さ、サービスや人柄の良さ」この3つが飲食店の基本要素になります。この3つのすべてでなくても良いのです。ただ、全てが平均点以上でなければ、より多くの人々が利用しなくなります。人それぞれ食事に行くときに重要視するポイントが異なるからです。

例えば、雰囲気を重要視する女性客、味がよければ汚くても良いサラリーマン、素早く食べて仕事に戻りたいマネージャーなど、一番重要視することは人それぞれです。ですので、まずは平均点を超えておかなければいけないのです。

使いやすさ

利用シーンが多ければ多いほど、何回も店舗を利用してくれます。朝食、昼食、夕食、間食、打ち合わせ、一人の時間、寛ぐ時間など、生活の中で飲食店を利用したくなるシーンを作っていきます。時間軸で変えてもいいですし、イートイン、テイクアウトやデリバリー、ドライブスルーなどの購入方法の種類で変えても構いません。

利便性

やはり行きやすい立地という点は、今の時代でも残っています。アフターコロナで、オンライン化が進んだとはいえ、まだ駅の近く、家と会社の近くなど立地の良い場所が良いです。しかし、「立地がよい=駅近」という一辺倒な考え方ではなくなったとは言えます。

まとめ

多店舗展開できる飲食店ブランドを作るには、次の4つの項目のバランスを取る必要があります。

1.低価格 リーズナブル、コスパが良い
2.利用価値 料理の美味しさ、雰囲気の良さ、サービスや人柄の良さ
3.使いやすさ 利用シーンが多い
4.利便性 行きやすい立地

4つの項目が優れていれば、より多くの人が来店されます。

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