これからの大衆居酒屋を成功させるには?2つのお客様視点を持つこと!

大衆居酒屋はどのように見られているのか?

大衆居酒屋で意外と支払いが高かった場合、満足度はあるか?

「大衆居酒屋っぽい雰囲気なのに、支払いが5000円って高くない?!」っと、先日の一緒に飲んでた友人の話を面白いなと聞いていました。ションベン横丁では、人が集まり楽しそうに飲んでいます。人によって、反応が異なるのです。今回は、この反応の違いを考えてみたいと思います。

大衆店のお客様満足度は、コストなのか?雰囲気なのか?

大衆居酒屋にも種類はいくつかあります。

A】串カツ田中、磯丸水産のような食べれる物がイメージできる店舗
B】横丁や昭和の雰囲気がある店舗
C空間は小綺麗で雰囲気がありつつ、安く飲み食い出来る店舗

この3つの大衆居酒屋で、お客様は求めるものが異なります。

昭和初期世代

ミレニアム世代

Z世代

A

新しい大衆居酒屋

若い世代が多いので賛否両論

普通に利用する

ファミリーで行く

行き慣れている

B

懐かしい雰囲気で飲み好きな人は行く

コストが高いと行かない

新しいものに憧れた世代なので、敬遠しがち

この雰囲気の店は安いという認識がある

コスト高いと不満になる

目新しさがある

多少コストが高くても学ぶために行く

観光的な視点で行く

C

とても好きな傾向がある

憧れがありつつ、行きづらいと思う人もいる

オシャレで安く感じているので、選びやすい

生まれたときからあるので、飽きて来ている

このように「世代」と「大衆居酒屋の種類」によって、選ぶ基準が異なってきます。

大衆居酒屋で成功させるには、街と人を見る必要性がある

昭和の居酒屋を知らない世代や外国人は、雰囲気が目新しい

「昭和の居酒屋は安い!」と思う世代と、「昭和の居酒屋を歴史や文化の体験する」という世代の違いがあります。観光としてくる外国人は、日本の歴史的な飲食店である、横丁に行きたがります。日本の食文化をふれあいに来ているからです。そうなれば、価格帯は高くなってもしかたありません。これと同じ感覚で退店するのが、ミレニアム世代の後半とZ世代なのです。

これからの新しい大衆居酒屋はコスパではなく、体験型に変わっていく?!

昔の雰囲気がある居酒屋は、大衆居酒屋としてのコスパで発展してきましたが、今の人々には体験出来る場として利用されます。ですので、昔の文化をディスプレイしたり、歴史的なものを機能的に配置する必要が出てくるわです。

メニュー、サービス、空間の感覚の違いがコスパの反応に変わる

  • 昭和初期世代
    メニューに対するコストを支払っている感覚
  • ミレニアム世代(一部)Z世代
    メニュー+サービス+空間の合計に支払っている感覚

この違いがコスパの感じ方が異なるということです。

やってはいけない!失敗する大衆居酒屋の条件とは?

引き込みのメニューが安い

大衆居酒屋でも表の看板に書かれているメニューと店内の料金設定の格差が有りすぎる店舗は、リピーターに繋がりません。お客様は、表の看板で「だいたい、いくらなのか?」を感覚的に把握して入っていきます。コストイメージの差がありすぎては、高いと感じてしまいます。

赤ちょうちんなのに高い!?

赤ちょうちんがあるのに、入ってみると意外とメニュー料金が高い場合がります。このこと自体は問題ないのですが、雰囲気やメニュー内容に懐かしさや体験を生むようなサービスであれば良いのですが、ない場合は問題がおきます。その店舗に魅力がなく、赤ちょうちんだけでお客様を引くのはNGです。

これからの大衆居酒屋とは?

これだけ安くて美味しい大衆居酒屋が多く出店しています。これでは、選ぶ側も迷ってしまいます。どのような大衆居酒屋が今後必要とされるのでしょうか?可能性を考えてみたいと思います。

そもそも競合が少ない場所に

東京中心地より少し離れた駅の住宅街にはお店が少ないです。しかも、住民が多く住んでいます。そこでは従来の居酒屋よりテイクアウトもあり、子供も利用しやすいほうが良いかもしれません。

美味しいものをサッと食べて帰る

大衆居酒屋の特徴でもあるコストが安く呑めることでした。そこを今の時代に合わせると、一人で立ち寄りやすく、食事をちょっと安く食べて帰れる居酒屋です。都心部では、晩婚化が進み一人暮らしの人々が多くいます。仕事帰りに家で作るより、ちょっと食事できる所は重宝されます。コストにも少し余裕があるので、可能性があります。

仕事場と家の往復が嫌になる

テレワークが進み働き方が変わっているとはいえ、まだ職場と自宅を毎日行き来している人は多く存在します。家でも職場でもない話せる仲間が必要です。SNSがいくら発達しても、実際に会って同じ空間で過ごした人は忘れづらく、親密になりやすいのです。そういったコミュニケーション機能も大衆居酒屋には必要です。

まとめ

これから開業する大衆居酒屋を成功させるには、

1.大衆居酒屋には雰囲気を楽しむZ世代と、コスパを懐かしむ昭和世代
2.歴史を学ぶ、楽しむためのコンテンツを用意
3.大衆居酒屋の機能は、お客様同士、お客様とスタッフとのコミュニケーション、美味しいB級グルメの2つで成り立っている。

この3つのポイントを抑えることで、満足度の高い大衆居酒屋を作ることが出来ます。

オススメの居酒屋

関連記事

  1. テレワークにより、飲食店が仕事場となりうるのか?

  2. 【2020年度最新版】飲食店開業、資金調達のための補助金、助…

  3. 居酒屋開業準備の方法、初出店の飲食経営者がまず知っておくべき…

  4. コロナ後の出店計画に覚えておきたい!誰に来店してもらいたいか…

  5. お金ですべてのお店作りの計画がつながっている!【物件取得費と…

  6. 融資、物件、内装のタイミングと順序で、かかるコストは異なる?…

飲食店デザイン研究所