【人が集まる店舗デザイン】リストランテ オッキドーロ

物件情報

住所 〒413-0511 静岡県賀茂郡河津町峰1169−13
周辺環境

リゾート立地

竣工時期

2017.07
店舗面積 72.49㎡(21.9坪)

厨房面積比率

厨房別途

席数

32

席数/

1.46(厨房除いた割合)

全体予算

1000~1300万円(内装のみ)

実際にこの物件の内装費用とは異なります。

客単価 5~6000円

月商

 200~300万円(想定)

どのように飲食店デザイン研究所を知ったか

以前からインターネットのマッチングサイトで提案をしてもらったことから知っています。

なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか

デザインコンペにてデザインを見て依頼を決めました。

どのようなお店を目指すか

テーマを鳥。最初バードケージで自作の照明作るか、アンティークものを並べて、世界観を作っていきます。あちこちに小さな鳥がとまっていたり、絵があったり、緑の葉を一杯置いて、ちょこんととまっていたり、鳥の声がたくさん聞こえるホテルにしていきたいです。

依頼内容詳細

・壁とか一部のタイル貼をしたい。その他のデザインは、まとめてもらいたいです。左ゾーンの床はモルタルツルツル仕上げでもいいです。
・入店して右のゾーンは椅子も布張りの物を新調してもいいです。左のゾーンは今までの木の椅子で、レストランの外の廊下と入店した通路と右ゾーンの床だけ白黒。左ゾーンの床はまとめて欲しいです。
全体的に建築や造作部分の差し色は入れなくていいと思います。白黒グレー木部の色ベージュくらいでまとめてもらえると助かります。ダークトーンエリアコーナーのソファ生地は黒と茶のツートンでいいと思います。

飲食店デザイン研究所の提案内容

物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと

リゾート地なので、周辺に飲食店はほとんどありません。来られた方は、朝食や夕食はこちらでとられる方がメインとなります。その分、外部流入も少なくなり、立ち寄るよりは、ネット検索で来店するしかなさそうです。

物件の既存状態での改善点は、オペレーションする場所もデザインに組み込むことです。モーニングとディナーの切り替えはホテルレストランでは必須。そここそデザインすべきポイントとなります。

要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか

客席が今回依頼されたスペースともう一つ別の客席がありました。厨房からの提供距離が長いため、最短距離で別部屋の客席へ提供できる導線が必要です。そこにドリンクコーナーやエントランスの構えを作ることが、ベストだと考えました。

具体的な提案内容

コンセプトストーリー

開放感とプライベート感が一体化された空間

客席へのサービス動線をそのまま空間構成としました。それに沿って、曲線の腰壁と天井ルーバーが2つの空間を分けています、全体空間が一体的に広く感じられるように、視線は通り、座ると視線がさえぎられる壁になっています。

外を見渡せる席は、自然の額に入ったようなテラス空間、奥の席は落ち着けるシックな空間、Rのソファ席など、それぞれの席に特徴をもたせながら席の向きを変えることで、開放感がありながらも、プライベート性を保っています。

マーケット的な視点

今回は外部へ向けた外観デザインがないため、インテリア空間の魅力をネット上で伝えるためのシーンを意識してデザインしています。

建築的な視点

ペットホテルなので、動物にとって居心地よくするため、適宜視線を切っています。メイン導線はオペレーションや来店者で人々が往来するので、そことはペットの視線を切っています。空間全体はつなげて圧迫感を軽減させています。天井ルーバーをメイン導線と合わせたデザインにすることで、窓側と壁側の二つのゾーンに切っています。そうすることで2つの異なる雰囲気を作り出し、どっちでも楽しめる客席としています。

プランについて

厨房と別客席をメイン通路でつなげたプラン。景色を楽しむ客席と奥でゆったりくつろぐ客席の二つに分けています。エントランスと厨房導線の間にドリンクやシルバー関係の什器を設置。お客様のドリンクや小皿などのオーダーに対して、即座に対応できるようにしています。

厨房計画とオペレーション

今回は厨房計画は除かれています。ですので、客席内でのオペレーションのみ対応させてもらっています。

断面検討

ベンチソファ上の高さの検討をしています。圧迫感もなく落ち着ける高さにしています。この段差を利用して、間接照明を配置し、高い方の天井をより開放的に見せています。

視点のデザイン

エントランス入った瞬間に見えるRを描く天井ルーバーと客席へのアプローチの体感検討しています。

光の検証

昼夜の明るさのバランスを検討しています。また、お客様アプローチとなるRの導線の足元にも光を入れることで、心地よく客席までつけるように配慮しています。

コストコントロール

地元業者さんに依頼しています。別案件で知り合った施工業者さんなので、コスト感もある程度、安心してお任せしています。

完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ

入りたくなるデザインとは?

エントランス外(ホテル側通路)の明るさを抑え、客席のエントランスを少し明るめに設定することで、奥のあかりの方へ誘導します。通路に沿って設置されている間接照明をメインに明るさを取っています。客席のテーブルが映えるようにすることで、自然と足が向かいます。

また来たくなるデザインとは?

ホテルも含めた世界観にしていくことで、また来たくなるデザインが成立します。レストランデザインをホテルに調和させることに配慮しています。

行きたくなるデザインとは?

実際に鳥が窓際に遊びに来てくれます。木々や小鳥や栗鼠たちといった自然に触れあうことが、記憶にも残ります。それがまた来ることにもつながってきます。インテリア空間にもそのような雰囲気を作り出すための小物をディスプレイすることで、オーナーの思いも間接的に伝わりやすくなります。その積み重ねこそが行きたくなるデザインへとつながっていきます。

オープン後、人気店のカギとなる集客力

どんなこだわりが隠されているか

空間へのこだわり

ワンチャン同士が顔がバッティングしないようにブースで分かれているので落ち着いて食事ができるようになりました。テラスを広げたので席と席も間隔が広くなり、ゆったり感がでました。朝は明るく外の緑をたっぷり感じられるように、カジュアで楽しい雰囲気作りをし、夜は間接照明と調光で、落ち着いた雰囲気を演出してフルコースをゆっくりと味わえるようになっています。

サービスへのこだわり

収納が裏方でなく、表にたくさん出来たので、店内を見渡す余裕も生まれて、お客様に配慮がしやすくなりました。

立地とコスト

広尾駅から商店街に入り歩いてすぐの立地。ビルオーナーさんと直接お話ができ、家賃も抑えていただいております。

売上はいくらなのか?

19×満席率70%×1.3回転×25日営業×7000=302万円

実際に行った人の口コミ

ワンチャンがいる楽しい空間
平日の夜訪問。宿とセットで含まれ、ペットと楽しめるお店。どこのテーブルを見てをワンちゃんだらけ。すごい楽しいですね。人の赤ちゃんではなく、ワンちゃん。ワンちゃんのご飯もあります。最後に写真を載せましたが、それがわんちゃんのご飯。鹿さんです。美味しそうにぺろりと食べました。人のコースは、感染を考慮し、Webで料理の拘りなどを読む。時代が変わってきましたね。
前菜
パルマ産生ハムとラフランスは、合いますね。生ハムのしょっぱさとラフランスの甘さ。
トリュフとキノコのコンソメスープは、トリュフの香りはあまりしないが、キノコの出汁が良く聞いている。上品なコンソメで美味しい。
富士桜マスの自家製スモークは、燻製の香りが良い。また、卵マスのパテかな?これと一緒に食べると、さらに美味しさが増す。
スズキとモッツァレラチーズ
中華で出てくる揚げ春巻きのような物。サクッとした皮の中に、紫蘇も出てきて美味しい。
時間経つとチーズが切れにくくなるため、早く食べないとですが、美味しい。どれも相性が良い。
甘鯛のうろこ揚げ+サザエのリゾット添え
甘鯛の皮がサクサク。すごい。音も良い。
リゾートと甘鯛で楽しめるが、さらにサザエのコリコリ感も楽しめる。
ポルチーニ茸と富士ポークのクリームパスタ。パスタの種類が良い。滅多に食べない種類のため、美味しい。この種類は好きですね。クリームの味が良い。
フランス産鴨のコンフィ
もはや鴨ではない。知っている鴨の味や食感はなく、別物。皮はパリッと、肉はほろほろ。マスタードと合う。
オッキドーロ風ティラミスチョコレート
しつこくない味が良い。食感も優しくて美味しい。温泉にきた雰囲気は全然ないのですが、ワンちゃんと楽しめる料理で良い。料理のクオリティーも高くよかった。ごちそうさまでした。

「四季の蔵」内のレストラン
わんこも客室に宿泊できる河津の「四季の蔵」へ、河津桜観光も兼ねてやってきました。宿泊となると食事も楽しみの1つですよね。和食の予約は叶わなかったので、今回はレストランテ・オッキドーロとなりました。この日のメニューです。
小前菜 3種盛り
モッツァレラチーズ ふきのとうソース
鰆のトマト煮
子羊のパテ
前菜
鰤のタルタル
みかんのジャム
温菜
白ボレンタ
ドライトマトのピュレ
パスタ
桜エビ
春キャベツ
プロデットソース
メイン
ふじのくにポーク
ババコウ
ドルチェ
桜のパンナコッタ
羊が好みではないので、小前菜の1品だけはNGでした。それ以外は、季節の地物を使った料理となっていて、味もそれぞれ良かったです。桜エビのパスタとふじのくにポークが、そのなかでも印象に残っています。桜エビは香ばしい香りと、それを引き立てるような魚介のプロデットソース。脂が程よく柔らかいふじのくにポークを、すっきりとした味にさせてくれるババコウというトロピカルフルーツの酸味のあるソース。これらの相性が好みでした。ボリュームは少なめだったかな。。

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