【人が集まる店舗デザイン】惣菜・焼鳥の鳥庄

物件情報

住所

神奈川県川崎市中原区木月3-9-36

駅徒歩分

元住吉駅 徒歩10分

周辺環境

商業立地

店舗面積

49.54㎡(15坪)

厨房面積比率

44.97%

竣工時期

2013.11

全体予算

900~1100万円

※実際にこの物件の内装費用とは異なります。

営業日 週6営業

鳥庄オーナーからの依頼の経緯・依頼内容

どのように飲食店デザイン研究所を知ったか?

ウェブサイトのマッチングサイトで知りました。

なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか?

数社提案を頂き、デザインが良かったので選定しました。

どのようなお店を目指すか

会話が出来る店
立ち寄りたくなる店
質の良い惣菜や焼き鳥をイメージさせるインテリア。
買い物だけでなくお客様と生まれる話題によって「立ち寄る」ことの楽しさを提供します。街の人がお店の雰囲気全体で感じるような場所になってほしいと思います。

依頼内容詳細

今の既存店舗を見ていただきそれに沿ってもらいたい。

飲食店デザイン研究所の提案内容

物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと

ブレーメン通りという元住吉駅で賑わいがある商店街です。そこの奥に位置している鳥庄さん。元々焼鳥が地元でも人気がありました。駅からは離れていますが、地域住民が利用するので、駅からの距離はあまり関係ないと判断しました。

建物は新築でオーナー様が建物と店舗も含めて所有します。周辺環境に配慮すれば特には問題はおきないと考えられます。しかし、焼鳥は油煙が多いので、排気計画には十分に気をつけることには代わりありません。

要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか

建物の建て替えと共に店舗もロゴも一新させ、ブランドイメージを買えることで、新たな客層を取り込むようにすることがベストだと考えました。

また、周辺住民の方が帰り道に利用することを想定した設計にすべきだと考え、テイクアウトがしやすい状況を作る必要があります。

また、更に街に根付くために店頭サインはブレーメンをモチーフに作成しています。鳥庄さまのロゴが目立つように太の動物のカラーをブラックにし、鶏に当たる部分にロゴを レイアウトし、鳥庄さまのお店に合う様にしております。

具体的な提案内容

店内に入らずとも自転車のまま通りで購入出来る状態を作ることを意識しました。また、作っている厨房内を見せることで、安心安全をアピールできます。イメージはケーキ屋のようなクリーンなイメージが残ることを意識してデザインしています。

厨房と販売ゾーンは完全に区画しています。保健所対応ということもありますが、今回は製造場所と販売場所としっかりと分けることで、清潔感をアピールします。また、全てをガラスで区画することで、お客様が中へ入りやすい状態を作っています。

コンセプトストーリー

「木立に集まる小鳥たちのように」

ブレーメン通りに古くからある鶏肉屋さん。

時代の移り変わりに変化を求められるブレーメン商店街のお店。

鳥庄さんもそんなお店の一つ。

街に愛され親しみやすさが売りである昔ながらの立ち寄り易さを残しながらも

今のお客さんと従業員の憩いの場所として使える清潔でシンプルなインテリア。

木立に集まる小鳥達のように気軽に人々が集まり休めるお店になればと想いデザインしております。

通りから店内そして厨房と奥まで木立のデザインを取り込むことで

お店の一体感を作り出しています。

街の人もお客さんもお店の人も皆一つになれることを祈ります。

マーケット的な視点

ロゴデザインが新旧のブランドイメージを継承しながら、刷新してく架け橋としています。元々使っていた鶏のロゴマークをブラッシュアップしたデザインとなります。

現在のロゴマークを拝見すると、イラストのようにも、マークのようにもとれるはっきりしないデザインとなっており、雰囲気的でもご提案の店舗デザインとマッチしないため、鶏の部分をマーク全体のモチーフとして、店舗デザインの洗練された雰囲気にマッチするようなマークっぽさを加えてブラッシュアップしております。

具体的には、鶏をリアルに描写していくと現在のマークのように、やや気持ち悪いような印象になってしまいます。そこで、鶏であると理解しやすいトサカと肉髯(にくぜん)をポイントにし、丸みとシャープさを取り入れ作成しており嫌われにくいデザインになっていると考えます。

ロゴタイプ ( 文字 ) については、可読性とデザイン性のバランスを考慮し、またマーク部分のとマッチングを考え、ゴシック体をベースにした文字を作成し、マークと同様にポイントにゆるやかな丸みを加えて作成しております。

カラーについては、お打ち合わせ時にお聞きしていたトリコロールカラーを使用し仕上げさせていただきました。

プランについて

販売と厨房を完全区画したレイアウトとなります。販売ゾーンはL型に配置をして、一気にお客様が来た際には対応が可能なようにしています。

厨房ゾーンは作っている動きを販売ゾーンからも見れるようにしていると同時に、オペレーション的に厨房からも販売ゾーンが見えるようにしています。そうすることで、スタッフ同士アイコンタクトでコミュニケーションが取れるようになっています。

視点のデザイン

 

外からの見え方、店内入った時の印象、厨房からの見え方を検討しています。

光の検証

昼と夜の印象が変わるように照明計画をしています。昼は店内がガラスで見づらくなりますので、ガラスが取れるようにも開けれるようになっています。夜は店内に向けて間接照明が引き込んでますので、印象的な店内がディスプレイされています。

スケジュール

建築工事からの計画ができたので、内装としての設計期間はかなり長く取れました。計画をしたあとその通り余裕ある施工実行に繋がりました。

完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ

入りたくなるデザインとは?

店頭に動かすことが出来る冷蔵ショーケースを設置することで、路面での店頭販売を可能にしています。そうすることで、店頭に人が滞留することになります。それを見た他の人々が、「なぜ並んでるんだろう?」と気になり近寄ります。その効果を「人が人を呼ぶデザイン」といいます。

また来たくなるデザインとは?

食品物販の場合は、食材を買う時に印象が重要なポイントとなります。飲食店と比べると食品物販は、清潔感が必要です。その印象を与えるために、食材発色がよく見せるために、照明の色温度を30004000Kにします。壁面や天井などの空間は2700Kを当て込みます。そして照度は比較的高めに取ります。そうすることで、美味しそうに食材がキレイに見えます。かつ、清潔感ある印象を与えることができます。

行きたくなるデザインとは?

今までのお店の歴史が長いのでその安心感に、新しさをロゴマークで表現することで、飛び道具として利用できます。

オープン後、人気店のカギとなる集客力

多くのお客様が来店している理由

創業45年、ここ周辺のエリアでは一番古くなります。おすすめの商品は特に焼き鳥で、他にも生肉は『ばらしたて』の鳥をその日に仕入れ、販売しています。サラダなどは多品目用意しており、週替わりで販売しております。惣菜や揚げ物なども充実した商品を取り揃えておりますので、おかずに困ったらどうぞ当店をご利用下さい!

実際に行った人の口コミ

元住吉ブレーメン通り 変わり種串が美味しい惣菜・焼き鳥の店 鳥庄 – ほるひーとの日記
桜の季節の暖かい休日の午後。元住吉の渋川沿いの住吉ざくらを散策した後、東急東横線の元住吉駅前から続くブレーメン通りを散策しました。途中で寄ったのはテイクアウトの惣菜・焼鳥の店 鳥庄です。ブレーメン通りを駅から7-8分ほど歩いたところにあります。
創業45年の個人経営の総菜屋さんとのことですが、何年か前に完全リニューアルをしたそうで、かなり新しい感じの店構えです。
外にはテイクアウトの焼き鳥を食べられるテーブルもあります。6人くらいは座れそうです。店内ではお客さんが何人か並んでいました。若い店員さんたちは忙しそうにしていました。
メインのショーケースは外にあります。ジャンボミートローフ、ゴボウロール、レバーの唐揚げ、揚げもち醤油味、ジューシーメンチカツ、若鶏のもも焼き、定番の唐揚げ、チキンバーなど、鳥料理がメインですが、揚げ物など色々とあります。一風変わったメニューが多いですね。
店の中の左は焼き鳥、正面は惣菜です。中のキッチンで忙しなく調理している姿が見えました。惣菜はサラダ、煮物など色々と揃っています。焼き鳥のラインナップを見てちょっと驚きました。変わり種の色々な工夫がされた串が並びます。チーズとバターの香味ひな塩焼、赤味噌しろ焼、アスパラバター塩焼き、焼肉風たれ焼、スパイシーひな焼きなど見たことがない組み合わせが並びます。もせせり、ぼんじりなど普通の串も並んでいました。どれも見た目が美味しそうです。前のテーブルで食べるために4本買い、温めてもらいました。
香味焼オイル山椒風味:山椒の香りがちょうど良い焼き鳥。ドイツ風の焼き鳥(名前失念):ウィンナーが半分入っている焼き鳥です。ウィンナーの食感と鳥の食感が合いますね。
なすと玉ねぎのタレもも焼:意外な食感です。バジルもも焼き:洋風の焼き鳥ですが、バジルの具合がちょうど良いです。一通り美味しかったのでもう少しお惣菜を購入し、夜に食べることにしました。ジャンボミートローフ。かなりの大きさです。
鶏肉のミートローフが鶏皮で包まれていました。中にはうずらの卵と少しの野菜。オーブントースターで温めていたら、鶏皮が焦げてしまいましたが、ぱりっとして美味しいです。ジューシーなお肉が絶妙。チキンバーです。ジューシーに仕上がっていました。
この店、鶏肉がかなり美味しいです。こだわりの焼き鳥とのことですが、さすがです。何を食べてもハズレなしです。ひっきりなしにお客さんが来ていましたが、人気店なんでしょうね。
昨今は惣菜もチェーン店ばかりなので、こういう店は貴重です。

おいしそうな惣菜や焼鳥など種類が豊富で~す♪
祝日の夕方におじゃましました。コチラのお店は、元住吉のブレーメン通り商店街にあります。おいしそうな惣菜や焼鳥など種類が豊富で~す♪
その中から、ハニーマスタード焼(150円)、すなぎも(90円)、
ししとうもも焼き(120円×2本)、大葉の塩焼(100円×2本)の焼鳥を買いました。※価格は税抜きです。
自宅に帰ってから頂きました。すなぎもは、すなぎも特有の食感がいいですね。ししとうもも焼きは、タレで頂きました。大葉の塩焼は、大葉の風味がマッチしています。ハニーマスタード焼は、マスタードの風味がほんのり効いていて、おいしかったぁ~♪
ご馳走様でした。おいしかったです。

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