貴社の商品・サービスを提供するに至った経緯を教えてください。
弊社はフィロソフィーとして、“匠&LOVE 愛のあるモノづくり” を掲げております。愛のあるモノづくりを通じて、お客様を幸せにし、お店に関わる全ての人々を幸せにすることが、私たちの仕事と考えております。
『BAG-IN CHAIR』もお客様からの「こんな製品ないかな」「こういうのがあったらいいよね」という声をカタチにしたいという想いから、開発に至りました。既存の椅子にはない、新しい価値、魅力を創造することで新たなニーズを開拓しています。
貴社の商品・サービスの概要・特徴を教えて下さい。
『BAG-IN CHAIR』は、飲食店やフードコート、社員食堂、待合、ミーティングスペースなど、様々な場所で、荷物の置き場所に困る事がないよう、椅子に荷物を収納・置けるよう設計した製品です。通常の椅子と同様にご利用いただけるよう、奥行きにも意識をし、背もたれ部分のバランスを工夫した設計になっております。
また、傘が掛けられるフックや、重たい荷物を背もたれに掛けても倒れないよう工夫したデザインになっております。
飲食店経営にとって、該当する商品・サービスの重要性は何ですか?
飲食店では、荷物カゴを置く事で荷物置き場の解消をしているお店が多くございますが、お客様からは「カゴに入れたくない」「自分から離れてしまうので不安」というお声がたくさんあります。
BAG-IN CHAIRは背もたれ部分に荷物を置けるので自分から離れない安心感があります。
また、カゴを置く必要もなくなり、荷物を置く棚も考えて設計しなくて良いので、その分席数を増やすことができます。
お店側としては、備品経費削減や忘れ物、片付けの手間もなくなります。荷物を隣席に置いて座るお客様も減少するので、回転率の向上にも繋がります。
利用した飲食店オーナーの声、実績・結果などを教えて下さい。
企業施設名:タリーズコーヒー様
使用箇所:主に一人がけのカウンターやビッグテーブルにご利用いただいております。
企業施設名:ららぽーと名古屋アクルス様 フードコート
使用箇所:カウンターの他に、二人がけの席にも席効率を意識して設置されていらっしゃいます。
企業施設名:某百貨店様 社員食堂、カフェスペース
使用箇所:スタッフ様は必ず、貴重品をいれた透明バッグを持たれるので、全席に導入しております。
今後予定しているサービスやお取り組みはございますでしょうか?
先日の国際ホテル&レストランショーにてBAG-IN CHAIRのスツールタイプ・ハイチェアタイプ・ソファタイプを発表致しました。
今までご利用いただけなかった、ハイカウンターやハイテーブルにご利用いただけたり、ラウンジスペースなど、よりゆったりご利用いただくためにラインナップを増やしました。
より多くの方のお役に立てるよう、様々な角度から必要な製品が何かを考え、居心地のいい空間を作るご協力ができればと思っております。
飲食店デザイン研究所からのオススメポイント
飲食店での使い勝手をよく考えられて開発された椅子です。椅子の背もたれに荷物を置いたり、傘を椅子にかけたり置いたりすることで、椅子自体が使いづらくなっていることはよくあります。荷物置きやコート掛け、傘置きが後付であることで、来店されたお客様の通行の邪魔になっていたり、美観的にも良くなかったりしています。私共、設計者も想定できることは、設計内で解決するようには心がけています。家具メーカー様でここまで配慮されている企業様はないかとおもいます。是非、お店を作られるオーナー様や設計者様施工会社様も採用してみてはいかがでしょうか?