物件情報
住所 |
〒134-0091 東京都江戸川区船堀1丁目2−1 |
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駅徒歩分 | 船堀駅から徒歩5分。新小岩駅、西葛西駅から無料送迎バス |
周辺環境 | 商業立地 |
物件面積 |
699.36㎡(211.55坪) |
店舗面積 |
747.72㎡(226.18坪) |
席数 |
60席(フードコート) |
竣工時期 | 2017.11 |
全体予算 |
3600~4600万円(客席内装のみ) ※実際にこの物件の内装費用とは異なります。 |
営業日 | 週7営業 |
まねきの湯オーナーからの依頼の経緯・依頼内容
どのように飲食店デザイン研究所を知ったか?
ビックサイトの展示会にて知りました。
なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか?
前々から知っていて、一度デザインコンペに参加してもらいました。
その際はデザインは社内的にも良かったのですが、予算が合わずに他社に依頼しました。
それから、年度が変わり再度別のゾーンを依頼しました。
どのようなお店を目指すか
老朽化が進み設備の更新が必要でした。そこと合わせて、集客面にも配慮した提案を求めました。
今まで来ている人をリピートにしていきたいです。
基本的には来場者が寛げる空間を目指しています。内容につきましては、お任せしました。
依頼内容詳細
キッズランド 卓球 ゲームプラザ(テナント)をどうするか?
フードコートのイメージチェンジ
収容人数の増加
夜は閉鎖
土日は、泊まれます。
今回のスペースは、朝まで利用可能。キッズは24時クローズ。フードコート 深夜1時まで。
親子連れを増やしたい。
面白いキッズランド。
使い捨てのコップでいきたい。
マッサージ機を半分の数にしたい。
飲食店デザイン研究所の提案内容
物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと
船堀駅から徒歩で数分で着く立地ですので、アクセスは良い商業立地の施設です。
住宅地も広範囲に渡りある地域ですので、地元住民と周辺の街に住んでいる人々もターゲットとなります。
施設は老朽化が進んでいました。水漏れも不要になった設備も多く天井裏にありそうでしたので、この改装で出来る限り対処する必要があります。
要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか
施設を休める期間は無いので、部分的に改装しながら、徐々に補修することがベストかと思いました。
今後、一つのブランドイメージへ向かう意識を持つ必要があります。
その上で、改装を重ねることで、ブランドイメージが改善していくことが予想されます。
具体的な提案内容
収益改善のために、改装して寛げる空間に出来るだけ多くの人に体験してもらう必要がありました。
そこで、漫画や寛げるプライベートスペースを壁沿いに二階建てにする提案をしました。
そうすることで、収容人数を一部に集約しながら、広々と使えるスペースも出来てくるからです。空間の有効活用です。
また、空間は立体的になり、ただ、広い空間から変化をもたらします。
床に直接触れるスペースに四人が同時に触れる十字架の什器を設置することで、ただの平面的な寝るスペースから寛げるスペースに変わります。
このように粗密をつけることで、卓球やバルーンの遊び場などの大きなスペースが必要な設備も設置可能になります。
フードコートはオペレーションを中心にドリンクやディシャップゾーンの改善を行い、スタッフが効率よく動けるようにしています。
テーブル配置は、横並びのテーブル配置にすることで、満席率を上げて、週末の混む時間帯でも多くの人々が利用できるようにしています。
コンセプトストーリー
「身近なリゾート」
船堀駅から歩いて数分の所にあるまねきの湯。広い空間に漫画、卓球、フードコート、マッサージ、ふわふわ遊具などのゾーンがあります。テーマは「身近なリゾート」開放的でちょっと上質な落ち着ける空間を目指しました。視界は遮らず、個々のプライベートを作る計画を考えました。
くつろぐパターンを4つ。階段を登り高い位置がら見渡せる眠るゾーン。一人一人がそもたれ隣の人が気にならないくつろぎゾーン。畳で寝転がるゾーン。十字架の腰壁で、4人が同時にせ持たれる十字什器ゾーン。それぞれがテラスや芝生に座ったような開放的で、リゾートに来たきた雰囲気を味わえる空間デザインとなっています。
マーケット的な視点
初期段階では、地元地域の住人を中心に提供をしていけば良いのです。
しかし、地区外から更にお客様を引いたり、都内からわざわざ来るような施設まで成長させるには、デザイン的な配慮はより必要になってきます。
地元の温浴施設から、質の良いサービスを提供できる施設へ変革させるには、必要な要素です。
集客レベルを段階的に見ていくことが大切になります。
建築的な視点
温浴施設から船堀に住む人々が、容易にイメージできるテーマを設定する必要がありました。
それはのんびりできるリゾートのような施設です。それが伝わるような空間でないといけません。
年齢層が比較的高いため、アースカラーを中心に、落ち着け、開放的な空間を目指しています。
それでいて、プライベート性を保つように配慮したデザインとしています。
プランについて
飲食ゾーンと遊ぶゾーン、カタログゾーンを大きく3つに分けています。
それを通路で繋げています。
二層にしているくつろぎゾーンは、通路に沿って作られています。
テラスをイメージさせるように段差を設けています。
断面検証
今回は天井高さが高いので、ロフトのような部分を作り、2層にしています。
しかし、法規的な建築面積や階数を増やさないために、諸官庁と相談しながらプロジェクト進めました。
その上で、出来た断面形状となります。
厨房計画とオペレーション
今回は予算と工期から厨房内の改装はしていませんが、キッチンから出てくる料理とドリンクやソフトクリームなどを作る流れを一つにまとめることで、少人数でのオペレーションを可能にしています。
卓球やバルーンなどの利用する受付も近くに配置しています。
アイドルタイムとピークタイムがあるようなこのような施設では、出来る限り一人一人が見渡せやすい環境を作る事を目指します。
視点のデザイン
施設内の一つのゾーンでしたので、施設内の廊下から見える雰囲気や入った時のイメージをまずは重要視しています。
奥に何かありそうな予感をさせるために、メインのテラスゾーンをL型に曲げて、一部が見えなく続いているように見せています。
そこに沿って奥へ行くとフードコートがあります。
ロフトのようなスペースに上がると、したお見下ろせます。開放的なイメージを作り出しています。
光の検証
入った時の右手にあるテラスゾーンの壁面や床面に間接照明を多めに使い、施設のセールスポイントとしています。
天井高さが高いので、照度の高く広範囲をカバー出来る照明器具を選定しています。
また、窓からの日光は基本的にはカーテンで締め切っています。ですので、夜と同じ環境が終日続きます。
ですので、全て2700kで統一して、くつろげる空間としています。
コストコントロール
設備の更新と雨漏り補修に必要な部分のみ、天井を剥がしてコストを抑えています。
あくまで目的はイメージの刷新です。
大きい面積ですので、改装範囲を必要最小限度にとどめています。
スケジュール
8月業者選定
9月25日設計及び準備
10月25日着工
11月25日竣工
12月OPEN
一ヶ月という短い工期ですが、場所の広さと設備工事を少なくしていますので、可能な範囲内となっています。
やるべき工事とスケジュールやコストの兼ね合いを配慮した上で、設計を進めるのとで、手間取りないスケジュールとなります。
完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ
入りたくなるデザインとは?
外部との接点はありませんので、今回は特にありません。
また来たくなるデザインとは?
温浴施設の休憩所のメインは、空間になります。他の飲食店のように、料理やサービスのクオリティを求めるお客様より、空間の方がプライオリティが高いのです。
そこで、「近場のリゾート」を伝えることを第一に考えています。上質でありながら、高級すぎずくつろげる雰囲気をデザインしています。そうすることで、リピーターにつながります。
開放的であり、プライベート性も保たれる空間です。例えば、上記の写真の様に、入った瞬間に腰までのサインを兼ねたエントランス壁を設置することで、座ってくつろいでいる人と入ってきた人の視線を切っています。
こちらはタダのカーペットの空間に十字の背もたれ什器を置くことで、プライベート性が高くなります。
狭い空間により多くの人が、心地よく過ごすためのアイデアです。
上記の写真の様に小壁を設置することで、座った瞬間隣の人が見えなくなるようにデザインしています。ちょっとした配慮が、実際使った人々には居心地良く感じられます。
行きたくなるデザインとは?
コンセプトと各スペースの説明を丁寧にすることが一番必要です。
どんな体験が出来るのか?
お洒落と思える空間か?
どのように寛げるのか?
これらを写真とキャッチコピーにて、ウェブで表現することが、重要となります。
オープン後、人気店のカギとなる集客力
多くのお客様が来店している理由
元々の丁寧なサービス力が、ファンを増やしているのが、ベースにあります。
改装範囲を見て、口コミにてリピートにつながっています。
実際に行った人の口コミ
漫画が読めるまねきタウンとリラックススペースは、ちゃんとアドバイザーを入れてリニューアルしたのか。ここ数年の流行りを取り入れてリラックスできる作りになっています。
ただ、お風呂のセンスが酷く、古いことは仕方ないのですが、最も興醒めなのは、露天風呂の歩く部分に人工芝のような緑の敷物が敷かれていてこれがなんとも言えないほどダサい。
東京の城東地区や千葉の西側の日帰り温泉やスーパー銭湯系は未だに健康ランド的なレベルで店も客も満足しているっぽいので、わざわざ1時間以上かけて東京の西側や神奈川、埼玉まで行く必要があるので、城東にある数少ない日帰り温泉施設としては頑張っていただきたいので、お風呂もリラックススペースのように今風の感覚でリニューアルしてくれればと思っています。
手ぶらで行けるのがとにかく良い❗急に行くことになったのですが、何も用意しなくても🆗。タオルはもちろん、身体洗うタオルや歯ブラシ等完備。マッサージも受けたのですが、とても上手でした。エステ💆✨もあったり、ゲームも出来るしカラオケも有るし、お食事も出来ます。カップルで行っても、男女一緒に休むことができる所も有るので寂しくないですよ❗勿論、別々に休む所も有ります。サウナも塩サウナが好きなんですが、塩サウナが有って感激しました❗お風呂も結構楽しめましたよ😃又、行こう🎵と思っています☺
くつろぎながら漫画が読めるコーナーがあってその部屋の造りがなかなか良い^_^
小学生が無料なのもさらに良い!!