【人が集まる店舗デザイン】昜木屋ようきや

物件情報

住所

180-0006 東京都武蔵野市中町1丁目13

駅徒歩分

三鷹駅から118m

周辺環境

商業立地

店舗面積

45.58㎡(13.78坪)

厨房面積比率

29.33%

竣工時期

2017.03

席数

25

席数/坪

1.81

全体予算

600~900万円(居抜き改装)

※実際にこの物件の内装費用とは異なります。

客単価

2000~3000円

営業日 不定休
月商

250~350万円想定

オーナーからの依頼の経緯・依頼内容


どのように飲食店デザイン研究所を知ったか

インターネットのマッチングサイトで知りました。

なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか

三鷹駅周辺の個人店をよくやっていまして、実際に行ってみて飲食店デザイン研究所に決めました。

どのようなお店を目指すか

今までの常連さんに引き続きいていただきながら、新しいお客様も来れる居酒屋にしていきたいです。たこ焼きをテイクアウトで作りたいです。

飲食店デザイン研究所の提案内容

物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと

三鷹駅北口前ロータリーに位置している好立地なところに位置しています。ちょっと立ち寄れる気軽な居酒屋として人気の高い店舗です。高層マンションが建ち始めて、新しいファミリーが移住してきている街です。

テナントとしましては、排気計画がうまくいっていなかったので、周辺建物と不動産屋も含めてプロジェクトを進める必要がありました。

要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか

今までのお店は店主及びスタッフの気さくな性格で、常連のお客様が集まっていることは明らかでした。逆に言いますと、新規のお客様はちょっと入りづらい雰囲気はあります。そこをデザインで解決できればと提案させてもてらっています。

具体的な提案内容

コンセプトストーリー

ある意味デザインされた大衆居酒屋

誰でも入りやすい空間とは、明るく、カジュアルに!安く見せる為に作る空間より、世界観がある入りやすい居酒屋を目指しました。小物や照明を少しずらして設置する事で、賑わいを演出しています。光のバランスは、高級店と同じ考え方で、空間の質のバランスをとります。そうしてできた空間に、気軽に接する接客とお客様で、賑やかで居心地が良い居酒屋の雰囲気が生まれています。

マーケット的な視点

横河電機、モンテローザ、すかいらーく、松屋などの大手企業、飲食店企業の本社が多くある地域でもあります。もちろん住宅地駅の近くから位置していますので、飲食店としてはかなり有利な立地環境です。すべて三鷹駅北口にあります。ランチもディナーも平日も休日も集客の可能性がありますので、業態によって時間軸を選定できます。

建築的な視点

居抜きからの改装計画ですが、厨房を増床させ、たこ焼き販売コーナーを前の歩道に対して行いますので、大改造にはなります。しかし既存カウンターや大きなプランを変更はせず、オペレーション計画を大きく変更することで、コストパフォーマンスを良くしようという考え方が、ベストだと判断しました。

プランと厨房計画とオペレーションについて

トイレなどの水回りは全く変更せず内装のみを変えます。厨房の区画のカウンター席との兼ね合いは変更の必要はありませんが、厨房機器のレイアウトは変更します。たこ焼き厨房の増床と外部へとの販売アクセス及びレジを同じ場所に設置することで、ホールスタッフの労力を最小限に抑えます。

いままでは客席に大人数が対応できない状態でしたので、横並びのテーブル席をベンチソファと合わせて設置しています。また、物件形状から生まれた県警の余剰スペースを半個室のようなちょっと特別感のある席レイアウトとしています。そうすることで、カウンター席、テーブル席、BOX席と種類を創ることで、利用シーンを増やしています。

光の検証

入れ替え可能な黒板メニューを間接照明でライトアップしています。これは手作り感をより伝えるために、お店スタッフで書かれている黒板をライティングで一番目立たせています。メニューのインテリア化です。

ブラケットライトやペンダントライトは住まいの雑貨をイメージさせた照明をつけることで、アットホーム感を出しています。1灯ずつの照度は低いですが、拡がる配光の照明器具ばかりを採用していますので、ホワっと明るい落ち着く空間としています。

コストコントロール

排気計画や厨房計画の見直しをしていますので、個々に一番コストが掛かります。これはコストダウンするところではないので、最小限に抑えながらも機能担保をしています。

内装費用を抑えるために、床壁天井でデザインをするのではなく、雑貨や古材の棚などでデザインをしています。そうすることで、コストダウンにつながっていきます。

完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ

入りたくなるデザインとは?

駅前角地に位置しているのと、全てオープンで厨房も客席も見えるので、お客様やスタッフも含め人の動きが多く外部へと伝わりやすい環境になっています。たこ焼きのテイクアウトコーナーも入口の両引き戸も入りやすい環境を作り出しています。

また来たくなるデザインとは?

両引き戸は足元を隠し、店内のカウンター席のお客様の居心地を良いことを伝えます。お客様とスタッフの距離感がとても近いので、仲良くなりやすい環境にあります。接客もフレンドリーなので、お店全体が同じコンセプトで動いていますので、お客様に伝わりまた来たくなります。

行きたくなるデザインとは?

お手頃価格でやや少な目のポーションの美味しい単品料理が頂けるので、色々なものを楽しめます。おつまみのたこ焼きも美味しいです。あえて広告的なことはせずに、今ままでどおり営業をすることがベストだと判断しています。

オープン後、人気店のカギとなる集客力

多くのお客様が来店している理由

地元の口コミがメインで拡がってきています。それはお店とスタッフの雰囲気が一致してる点、業態と立地があっている点が大きいです。

どんなこだわりが隠されているか

料理へのこだわり 

ポーションの小さい一品料が美味しいです。居酒屋の醍醐味でもある「いろんな料理をちょっとずつ数多く食べたい!」という人にはピッタリのお店です。こういったファンが三鷹周辺には多いのかもしれません。また、オムライス、ナポリタンも評判が良いです。

空間へのこだわり

今までの賑わいある昔ながらの居酒屋空間に、可愛らしさをつけ加えることで、雰囲気を保ちながら若い世代のファミリーやOLさんにも来てもらうデザインとしています。そのために雑貨の照明や古材の棚など住まいに使われそうなインテリアを付け加えています。シンプルに組み込むデザインではなく、壁員後付したようなデザインにすることで、アットホーム感とちょっとしたオシャレ感を作り出しています。

サービスへのこだわり

カジュアルな接客の中でも丁寧で気遣いがあります。それはお客様一人一人に親切に接しようというオーナーの想いがちゃんと伝わっているところがすごいところです。これが常連さんを生み出している秘訣なのかもしれません。

売上はいくらなのか?

25席×満席率80%×2.5回転×2500円×25日=312万円想定

実際に行った人の口コミ

お手頃価格でやや少な目のポーションの美味しい単品料理が頂けるので、色々なものを楽しめます。おつまみの揚げたこ焼きもイカす感じです。

ひとり呑み酒場の理想形の1つ、とても良いお店です!
日曜の夕方6時過ぎにちょい呑みで利用しました。外看板に掲げられていた「生ビール最初の1杯250円」に惹かれてしまいました。調理場をコの字に囲んだカウンター席だけのお店のようでした。スタッフさんは若い男女が1人ずつ。先客は3~4人ほど。みな独り飲みのようでした。「生ビール」460円(税込・以下同、最初の一杯は250円!)をオーダーします。一緒に「お通し」300円が供されるのですが、この手のお店の「お通し」は乾き物や刻み野菜等で誤魔化すところが多い中、ちゃんと料理された一品が出てきて嬉しくなりました。
メニューを見ると「串揚げ」や「ピザ」主体のお店なのですが、何と「刺身」の用意もあります! この日は「平政」400円や「生カキ」450円「北海蛸」550円などがありました。「今月のサービスメニュー」にある「鯖オニオンピザ・ハーフ」430円をオーダーします。カウンター席から調理場の様子が見えるのですが、女性スタッフさんがピザ生地伸ばしから始めました。出来合いのものが供されると予想していたので、まさかオーダー毎に調理されるとは! 供された「ピザ」はハーフといっても直径20センチくらいはあります。生地に鯖を載せて焼き、そこへサニーレタス・玉ねぎ・トマトを盛り、酸味のあるソースがかけられていました。430円はバーゲンプライスと思います。テーブル上にタバスコ赤・緑とハバネロが用意されていましたので、これらを振りかけながら美味しく頂きました。
お酒を「ホイス」380円にお替りし、「本日のオススメ」にある「秋なすのしぐれあんかけ」380円を追加します。この料理も男性スタッフさんが茄子を刻んで素揚げするところから調理が始まりました。「しぐれあん」も鍋で1品分を作ります。ピザ同様ですが手抜きしませんねー。出された料理も見た目どおりの美味しさでした。
他のお客さんがオーダーした料理の調理も、気持ちよく見ていられます。料理だけでなく接客も良く気が利いていて合格点です。若いスタッフさん達なのに感心です。更にお酒を「酎ハイ」380円にお替りしたところでお会計、お酒3杯と料理2品にお通しを含めて税込合計2120円でした。「串揚げ」や「パスタ」や「鮮魚」も頂いてみたいところでしたが、次回訪問時の楽しみにしておきます。
自分は三鷹に立ち寄る機会が滅多に無いのですが、こんなお店があるなら、途中下車してみたくなります。このお店がお隣の吉祥寺の駅チカのお店だったなら多分大繁盛でしょう、案外「三鷹」で良かったのかもしれません。とても良いお店に出会えました、リピートしたいと思います。

Bigサラダセットのサラダは本当にBigで驚いた!
こちらのお店、リピートです。前回、初めての利用でナポリタンを食べて、めっちゃ美味しかったので♪
平日ランチタイムはいつも混んでて、入るのに気が引けてしまうので、少しピークタイムを外した方が良さそう。12時30分すぎで一番混んでるときだったのかな。カウンター席へ。
以前、気になっていたBigサラダセットに決定。Bigなサラダに、ハーフサイズのナポリタンかもしくはオムライスが選べます。前回、ナポリタンを食べたので、今回はオムライスを選びました。まず最初にサラダが出て来た。
え?え?え??これーーー???デカーーー!一辺が30センチくらいはある四角いガラスのお皿に、大量の野菜がどーーーん!!
しかも!キャベツの千切りで嵩を稼いでいるような、イマイチ嬉しくないサラダではなく、色んな野菜が色とりどりに、たーーくさん!もう、山盛りに入っているんです!これは女子には嬉しい!!山盛りなので、結構食べるのに時間がかかった。ドレッシングも美味しい!
ボリューム満点のサラダを食べ終わる頃、ハーフサイズのオムライスが登場。トマトソースにしました。トマトソースがフレッシュな味わい。酸味のあるトマトソースと、トロトロ卵と、バターライス♪リゾット風なんですね。とっても美味しいハーモニーでした。
いやいや、とっても満足です!
願わくば・・・・+250円とかでもいいから、オムライスをハーフサイズでなく普通盛りに出来たら、なお嬉しい♪でも普通の女子なら充分な量かと思います。大食い女子だと、オムライスの普通盛りは食べられちゃうかも?
店の前で、知り合い同士らしい会社員のおじ様たちが、『ここ、美味しいんだよね』と言い合っていたので、やっぱり美味しいお店なんだなと思いました。私も気に入ってます。ぜひ、また利用したいと思います♪

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