物件情報
住所 |
〒110-0014 東京都台東区北上野2丁目8−7 ブランシカ北上野1F |
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駅徒歩分 |
日比谷線入谷駅7分 |
周辺環境 |
住宅立地、オフィス立地 |
店舗面積 |
83.59㎡(25.28坪) |
厨房面積比率 |
18.05% |
竣工時期 |
2018.02 |
席数 |
55席 |
席数/坪 |
2.17 |
全体予算 |
1100~1300万円 ※実際にこの物件の内装費用とは異なります。 |
客単価 |
3000~4000円 |
営業日 | 週7日営業 |
月商 |
450~650万円想定 |
オーナーからの依頼の経緯・依頼内容
どのように飲食店デザイン研究所を知ったか
はじめはウェブサイトから知りましたが、継続依頼です。
なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか
複数ブランドの飲食店を作ってもらっています。
どのようなお店を目指すか
席数をより多く確保すること。
内装費を出来る限り抑えること。
空間デザインの世界観を合わせること。
飲食店デザイン研究所の提案内容
物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと
元々、コンビニが入っていた跡地です。北上野というこの地域は、日比谷線の入谷駅から徒歩圏内に位置しています。上野駅の北部に位置していまして、繁華街から外れた地域になります。大通り沿いにそっていまして、オフィスビルが立ち並んでいます。一本裏に入れば住宅地となっています。昔ながらの工場のような場所もあり、新旧が入り混じっています。
スケルトンからの工事でしたので、インフラの位置づけと、近隣建物や上層に住宅が配置されていましたので、におい対策方法をビル側と確認を取りながら進めていきます。
要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか
内装コストを抑えながら、如何にして非日常的な空間にしていくかがポイントとなりました。ちょっと異空間であり、仕事や学校、家庭などの日常から抜け出した気分になれる店舗を目指しました。
具体的な提案内容
コンセプトストーリー
トリップ感のある丸焼きチキンのお店
トリップ感をコンセプトに旅行行った気分になれる開放的なお店づくりを目指しています。オープンキッチンで鶏をグリルしているシズル感やお客さんとスタッフの距離が近いお店です。明るめに計画されながらもどことなく落ち着きがあるような配色、配光を心がけています。入口付近から始まるディスプレイも賑わいの一つをかっています。店舗展開を目指していますので、今後の発展が楽しみなブランドです。
マーケット的な視点
街としては完全に発展していいますが、人通りはあまり多くはありません。競合店舗も周辺にはあまりなく、地元住民や近隣企業に気に入ってもらえれば、集客は確保できます。
建築的な視点
コンビニ跡地1階テナントで、角地に位置していますので、比較的視認性も良い立地です。大通り沿いですので、対向の歩道から見やすい大きめの正面看板などは必要です。
物件が変形形状で奥の方と手前で空間が別れています。これは物件形状の良さと捉えてプランニングすることが大切です。入ったときの印象が大切ですので、道路側のゾーンを集客ポイントとしてデザインをすべきです。奥のゾーンはちょっと隠れ家的なスペースとして、ひっそり佇ませておくことで、お客様に見つけた感と、意外とひろいかも?と思わせるポイントとして使用します。
プランについて
角地のメリットを活かし、オープンキッチンで道に対してよく見えるように厨房レイアウトをします。そのうえで、大通りなので車の交通量が気になりますので、ワンクッション腰壁と兼用したディスプレイゾーンを入口入ったところに設置します。そこにあえて4人席のボックス席を置いています。
基本的な客性配置は横並びのテーブル席として満席率を上げています。奥の客席の方にトイレと個室のようにソファ席を設けています。ほとんどのお客様がトイレに行くとき通るようにプランしています。こんな席があるんだと、認識してもらうためです。
厨房計画とオペレーション
店内入った時にすぐに見える厨房位置に鶏の焼き場を設置して、店内全体にシズル感を感じてもらいます。中央にすぐにホール側との受け渡しができるように、デシャップスペースとそれに必要な小皿などが置ける棚を容易しています。カウンター席の正面にはドリンク場にし、カウンター席の接客対応をします。入口側にはレジ台を設置することでホールの立ち位置として、お客様が入退店する際に接客できるようにしています。
客席奥側の厨房には、洗い場を用意しています。導線の交錯を避けたレイアウトとしています。
視点のデザイン
光の検証
地図や書庫をイメージした店内をより強調するために、間接照明はその部分を照らすように計画しています。ラフな印象を与えるためにブラケット照明の高さを変えて設置しています。各テーブルには1灯ずつスポットライトを配光しています。壁には額を飾る想定で壁面に光を当てています。
コストコントロール
コスト重視での計画をご希望されていましたので、基本的にはスケルトンの現状をそのまま塗装でデザインしています。新規で造作する部分に関しましては、すべてクロスでスペックすることで低コストを実現しています。なそうはその分耐久性が落ちますので、寿命(汚れや傷などの美観性)が短めになります。設備計画はベースをを落とさず、必要最低限度の換気を設置しています。
完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ
入りたくなるデザインとは?
外部周りの看板やディスプレイするスペースを店内外にまたがせることで、通りを歩いている人が設置されているメニュー看板を立ち止まって見やすくしています。店員さんにもあまり鑑賞されずに店頭にあるメニューを見れる環境を作り出しています。
また来たくなるデザインとは?
手前と奥の2つの客席の照明の明暗も含め雰囲気を変え、トイレに行く際に奥の客席に気づかせることで使い方のシーンをイメージしていただけるようにデザインしています。
行きたくなるデザインとは?
周辺地域に飲食店が少ないので、夜は特に光で目立ちます。普段からそこを通勤などで通る住民は認識します。「一度は行ってみよう!」と思ってもらえるように、看板はより明るく感じられる黄色を採用しています。
オープン後、人気店のカギとなる集客力
多くのお客様が来店している理由
飲食店のない地域に出店していることが、まずは大きな差別化につながっている立地戦略です。その地域に存在する人口と飲食店数の割合が、駅前や商店街とは大きく異ります。
どんなこだわりが隠されているか
料理へのこだわり
ボリューム感のある鶏肉に様々な味付けが出来ることで、お客様に食べる楽しみを提供しています。特にスパイシーな変わった味付けが魅力的です。意外すぎる刺激的な味ではなく、よく食べ慣れている範囲の味を美味しくいただけます。
空間へのこだわり
コンセプトに沿ったディスプレイをお店側で設置しています。カジュアル店舗なので、洗練されたものより少しアットホーム感が出るので、街には根付きやすくなります。
売上はいくらなのか?
55席×満席率70%×1.5回転×30日営業×3500円=606万円想定
実際に行った人の口コミ
10人ほどの宴会で利用しました。価格は3,500円で90分飲み放題です。
90分は最初短いように感じましたが、次から次へと運ばれてくる料理がどれも美味しく、お酒もどんどん進みますので、それほど短くは感じませんでした。それに飲み放題は90分ですが、店員さんはみな親切で明るい上、最後の注文したお酒を飲み終わるまで追い出されることはなかったので、お店の対応にかなりの好感度を持ちました。
料理もチキン料理がメーンですが、ソースを数種類から選べ、いろんなバリエーションの味が楽しめますし、前菜やパスタもとても美味しく、お値段以上の価値があると思いました。
駅から約5分から10分かかり、やや遠い感はありますが、機会があればぜひまた行きたいと思います。
暗い夜道にBright Light!!ガッツリ鶏肉が食べれます♪
お二階の元次郎さん。その下に突如開店した電飾明るいお店「ファイヤーチキン」さん。やっとお邪魔するチャンスが到来しました!
水曜の9時半。店内カウンター席に男性客がお一人。お一人様客でも気軽に入れそうなお店なんですね~
店内は外見からは把握できない広さでした。カウンター6席、テーブルは何テーブルあったのでしょう・・・7~8ぐらいあったかしら。奥にあるトイレに行った際には奥に個室があるのも発見!かなり入数が期待できるお店です。店内の壁紙がレンガや古書の洒落た雰囲気で別世界にいるようになりました。
さて注文は
・プレミアムモルツ
・チーズナチョス
・ファイヤーチキン(ファイヤー)
・まぐろとアボカドのタルタルマリネ
・ロメインレタスのシーザーサラダ
・バッファローチキン(スパイス・S)
・パルマ産生ハム
・イタリア産フレッシュオリーブ
お料理すべて美味しかったです♪お肉は注文をしてからグリルで丁寧に焼き上げていました。やわらかくジューシー!ソースとお肉の相性が抜群でした。お肉のソース・サイズも選べるので少人数での来訪でも安心です。ドリンクのバリエーションも豊富です。コスパもかなり良いのではないでしょうか。おしぼりも良い香りでした。お店もお肉料理屋さんのわりには綺麗で清潔感がありました。
店内は背もたれのない丸椅子です。私は壁によっかかれましたが、長時間丸椅子は疲れてしまうような・・・
サク飲みなら、長っ尻しないで済むのでいいかもしれませんね。丸椅子でも大衆酒場にあるような椅子ではなく、綺麗な可愛いお洒落な椅子です。本日はごちそうさまでした。また違うメニューを楽しみにお伺いいたします。
これは…イケる!不思議な味だ!
夜飲みに来たくてしょうがなかったのになかなか来る機会がないからランチでお邪魔。気になったペリペリチキンプレート。5種類のソースから選んだのは「ホット」。最近、ホットな恋愛を…すみません。つまらなくて。
料理はなんていうのか不思議な味。酸味があって、そこに辛さが混じって、箸が止まらない感じ。「これこれ!」はないんだけど、「え?イケる!」って感じ。某ファミレスの大好物「タンドリーチキン」を更に美味しくした感じかな?スープも良かったし、いいお店です。
ただ、もう少しだけ安いといいのになぁ。肉とちょいサラダとライスで880円。この価格なら近所の他のところ行きたくなるかも。美味しいから頑張って欲しいな。