【人が集まる店舗デザイン】サンカントサンク

物件情報

住所

191-0062 東京都日野市多摩平5丁目413

周辺環境

住宅立地

線駅徒歩分

JR中央線 豊田駅 徒歩17

店舗面積

1F 81.19(24.56)2F50.78(15.36)/店舗部分10.31(9.17)

厨房面積比率

33.98%(厨房/店舗部分の面積比率)

竣工時期

2016.03

席数

8席

全体予算

500730万円(店舗部分のみ)

実際にこの物件の内装費用とは異なります。

客単価

 6001000

オーナーからの依頼の経緯・依頼内容

どのように飲食店デザイン研究所を知ったか

インターネットのマッチングサイトで知りました。

なぜ、飲食店デザイン研究所に依頼をしたか

今回、御社含め3、4社のデザイン会社へプラン及びお見積りをご提案頂いた上で、最終的に依頼する会社を決定しました。ハウスメーカーでの検討を進めていましたが、飲食店についてのサポートやデザイン提案については、専門家にお願いしたほうが良いかと思ったので。

どのようなお店を目指すか

『サンカントサンク』
それはフランス語で『55』のこと・・・
「こころをこめて作ったパンを、大切な人と分けあって、幸せな時間を過ごしてほしい。」
という想いを込めました。

依頼内容詳細

2016年4月出店時期は少し先となるが、早めにデザイン会社と相談したい。 商談次第では早めに施工に取り掛かっても問題ない。
依頼範囲については、現時点では未定。 住居部分も含めて依頼できる会社であれば、一貫してお願いする可能性もあり。 また、予算によっては改装ではなく、建て替えなども検討する。
ターゲット層は、幅広い層を想定。
パンの単価は、200-300円くらいの商品が中心。ハード系のパンを多く取りそろえる。
日野市やパン屋が多いので、拘ったパンを提供することによって差別化をはかる予定。
カフェについては、平日の朝にコーヒーを提供、土日のランチ営業くらいのイメージ。
そのため、小規模なイートインスペースがあれば問題ない。

飲食店デザイン研究所の提案内容

物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと

周辺環境は多くの住まいが立ち並ぶ住宅街。商業は近くにバーゼル(BASEL)という人気の洋菓子店があります。あとは車で移動範囲に商圏が拡がっていきます。ですので、この周辺の街の住人がファンになってくれるだけで、十分な可能性があるわけです。

要望を受けて、何を一番ベストな提案だと考えたか

地元の住民に愛されるためには、奇をてらわず、住宅地に調和した少しオシャレ感が伝わるぐらいのインテリアデザインがベストだと判断しています。コンクリートより木、モダンよりナチュラルな印象を持ってもらうことが大切ということです。

コンセプトストーリー

幸せのお裾分け。

笑顔が生まれる街のホッとスポット。

地域の地元情報が集まる場所。

様々な中身のクロワッサンが、子供からお年寄りまで楽しめる。第二の人生を、地域の人々と自分自身の為に、心温まる時間を提供していきます。

マーケット的な視点

ファミリーから高齢者まで幅広いターゲット層が存在しています。コンビニまでも少し距離があるため、ちょっと美味しいパンを食べたいと思ってくれた方は立ち寄ってくれるはずです。初期は認知してもらうまでに時間がかかりそうです。しかし、チラシでの口コミや看板での認知を増やしていけば、定住している人々が多い街ですので、末長い集客に繋がってくるはずです。

建築的な視点

木造住宅であるので、電気容量制限や店舗部分の面積制限を法律的に受けます。更に住宅地ですので、役所や消防書への事前相談も含めて慎重に行ないました。ターゲットが地域住民である場合は、集客にも影響を与えてしまうため、しっかりと行政のとのやり取りやお互いの認識を合わせながら計画をすすめるべきです。

プランについて

今回は住宅部分も含めたリノベーション計画としています。

パン屋部分は小さい面積ながらもテラスと一体的にし、回遊できるプランニングとしています。そうすることで、実面積よりも拡がりを感じられる空間となるからです。また、イートインコーナーが店内とテラスにあるために、厨房部分は完全区画しながらもレジとの導線を一直線につなげています。

厨房計画とオペレーション

食品物販にあたるパン屋の厨房は完全区画をしなくてなりません。しかし、パンの出し入れを一人で行うのも一苦労なので、引き戸にし、開けっ放しにも出来るようにしてあります。そのまま会計にも行けるように、ワンオペでの対応可能プランにしています。

視点のデザイン

光の検証

昼を中心とした拡散型の照明器具を採用しています。部分的にスポットを当てるために中角の照明を採用していますが、基本的には光に拡がりを与え、壁面照度も取れるようなライティングデザインとしています。明るく感じられる照明計画です。

コストコントロール

住居部分と同時に工事をすることで、職人経費を削減しています。1、2階と作業スペースを広く取れるため、作業効率もあがります。そういった状況を加味した見積削減をおこなっています。

スケジュール

全体的に後ろにづらしましたが、計画の流れはこの通り進めました。

完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ

住宅街に突如、お店っぽい雰囲気の異なる外観で、引くことが出来ます。これは住宅街ならではです。角地に立っている建物なので、角の部分と大通りから見える袖看板、入り口の置型看板で、認知できるようにデザインしています。

また来たくなるデザインとは?

テラスや店内のちょっとしたカウンターで、一休みできる雰囲気を創っています。ちょっと立ち寄って、店主とのお話をすることで、また少しよっていく場所を創っています。

行きたくなるデザインとは?

ネットでの集客より、人ずてのアナログ的な集客によって、知り合いから紹介されることをメインとしています。よって、時間が長くかかる分、客が減少するのも時間がかかる傾向になります。

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