【人が集まる店舗デザイン】かつ亭 籠る

物件情報

住所 〒208-0021 東京都武蔵村山市三ツ藤1丁目67−8
周辺環境

住宅立地

竣工時期

2016.07
店舗面積 122.88㎡(37.17坪)

厨房面積比率

20.28%

席数

38席

席数/

1.02

全体予算

1800~2500万円

実際にこの物件の内装費用とは異なります。

客単価 2000~3000円

月商

400~600万円(想定)

どのように飲食店デザイン研究所を知ったか

外食の展示会にて知りました。

どのようなお店を目指すか

提案力に期待して依頼しました。

依頼内容詳細

地元に根差したお店作りができたらと思っています。

飲食店デザイン研究所の提案内容

物件状況、街の周辺環境を見て注意したこと

公園の目の前で、閑静な住宅街。駅が近くにありません。

建物はオーナーの自宅の改装です。敷地が大きく、敷地内に入り、玄関までには大きなスペースがあります。また、大きな日本庭園もあり、周辺住宅との視線を切ったり、手入れなどの整備することで再利用できそうでした。

具体的な提案内容

コンセプトストーリー

武蔵村山市の住宅街に位置した地元の人のための小料理屋。

日本の路地を見立てたアプローチから、重厚感ある蔵戸で出迎えます。

日本家屋の懐かしい雰囲気と、モダンな和を融合させたデザインとなっています。

マーケット的な視点

駅が近くにはない住宅地です。イオンモールが近くにあるが、目の前ではないのでそこからの集客は期待できません。近隣地元住民の方々がメインターゲットとなりそうです。

建築的な視点

大きな庭があり、家屋までの距離がありました。全てを作り込むことはコスト的には賢明はありませんでした。入り口までのアプローチを作ることで、隠れ家感と特別感を演出することが、費用対効果が高いと判断しています。

昔ながらの和室空間と日本庭園は既存をベースに利用しつつ、入った瞬間のインパクトをつけるために、カウンター席とエントランスの雰囲気を新しくデザインすることが効果的でした。

プランについて

基本骨格のプランは変えていません。厨房区画はオペレーションにも影響があるため変更を若干しています。客席部分は、既存のまま利用しています。古民家の雰囲気と和モダン空間の融合されたお店が楽しめます。そうすると、ファミリー層が多いこの地域では、幅広い年齢層に親しみを感じてもらえることが出来るからです。

厨房計画とオペレーション

刺し場など見せるオープンなキッチンと、裏手では調理場とドリンク場があるクローズドキッチンを作っています。ドリンクは厨房内にいながらディッシュアップができ、料理はそのまま持って出るイメージで設計しています。

視点のデザイン

光の検証

エントランス入ったから瞬間の演出性を高めるために光だまりをカウンター中心に作っています。奥の個室は他の空間とは異なりちょっと贅沢なレトロ空間を目指しています。

コストコントロール

既存建物をできる限り利用しています。カウンター部分のみ木造の構造柱を抜き、構造補強をすることで、比較的大きめの空間を作り出しています。それ以外は、プラン自体も変えていないので、コストを抑えたプランになっています。

完成後の店舗を徹底検証。「人の集まるデザイン」のノウハウ

入りたくなるデザインとは?

店舗前の道路から門扉をくぐり、建物出入口までのアプローチを行燈で誘導しながら歩くデザインとなっています。この雰囲気は住宅地の中で、見つけたときは、「なんだろ??」と興味をそそる雰囲気になっています。

また来たくなるデザインとは?

1~2人でのカウンター席は、料理人との会話を、2~12人でのテーブル席は和室で日本庭園を見ながら食事を、4~5人では個室空間を。3つの空間が、利用目的によって変わるため、使い勝手の良い店舗になっています。この機能がまた来たくなるデザインへと変わっていきます。

行きたくなるデザインとは?

武蔵村山という地域及び、住宅地の店舗ですので、口コミやチラシなどのアナログ的な手法が効果的にです。サポートとして、ネット集客をフォローで入れます。

古い欄間や蔵戸、雪見障子など元々あるものと、新たに取り入れたものを融合した空間デザインとなっています。その分シーンが数多くあるため、写真撮影により、集客力のある写真をとることがしやすい店舗デザインにしています。

実際に行った人の口コミ

入口の暖簾から、ステキなお店がわかるそんなお店。食事も副菜も種類が豊富でごはんがすすみました。また行きます。

こちらのお店は、最近の両親のお気に入りらしく、かなり頻繁に訪れているようです!というわけで、私達も一緒に訪れることにしました!
内観もかなりこだわっていて、ステキな作りです!子供連れだったので、奥の個室に通して下さいました!大きなソファにテーブルがあり、かなりラグジュアリー感溢れる雰囲気のお部屋でした!子連れにはありがいかつ、ステキな空間に感謝です!
そして、メインのトンカツに限らず、鯵フライやエビフライ、生姜焼きを注文しました!何を食べても、抜群でした!皆さんも是非!!

ずっと伺いたかったお店です。今日、やっと子どもと来店できました。住宅街の一軒家で、暖簾やのぼりが無ければ、店だと気づきませんでした。
入り口からの飛石で、店への期待が高まりました。玄関の木の引戸も素敵でした。
中は静かです。女性の店員さんに、どこの席でもと言われたので、庭が見えるテーブルにしました。どうやら家の広縁のようです。私のお目当ては、豆腐かつだったのですが、メニューにはありませんでした。新型コロナの影響で、仕入れが変わったので今はメニューから外れたと説明されました。ガッカリ😣仕方なく、とんかつの良し悪しがわかるよう、シンプルにロースかつ定食にしました。子どもは、海老かつとヒレかつの定食だったかな。
料理を待っている間に、奥の部屋も覗いて見ましたが、板の間にテーブルと椅子が置いてあったり、ソファがあったり、どの場所も落ち着いた雰囲気でした。
定食は、思ったより手が込んでいて、生野菜の上に素揚げした野菜が乗っていたり、メニューの写真では気づかなかったのですが刺身が付いていたりしました。とんかつはやわらかく美味しかったですが、付け合わせも美味しくて、とんかつがメインに感じないくらいでした。食べ進めるうちに、なかなかボリュームがあり、最後まで食べ切れるか心配になりました。食べ終わる頃には、子どもはもう無理と、ギブアップ寸前でした。
あんまりメニューを見ていませんが、茶碗蒸しや刺身のない定食があれば、それで良かったかなと思いました。いずれにせよ、ちょっと豪華なランチをいただきました。ごちそうさまでした。豆腐かつ、いつか食べれるかなあ…

「こんなに素晴らしいお店がこの近辺にあったなんて夢にも思いませんでした」
住宅街の中にポツンと佇む日本料理のお店です。投稿しておいてなんですが、できることなら人に知られたくないほど、料理・おもてなし共に素晴らしかったです。
正面入り口からすでに素晴らしいですが、店内はなお一層素晴らしいです。元々社長の住宅だったらしく、それを改装してお店として開いているので、応接室のような所で食事もできます。周りが民家なので、景色は期待できそうにないと思っていましたが、仕切りがされて植物が植えられ、大げさに言うなら、料亭のような雰囲気でした。カウンターに腰掛けた後、わざわざファンヒーターを私の方に向けてくださった定員さんの心配りも良かったです。
お料理はイチオシの豆腐かつ煮定食(1320円)をいただきました。最初は豆腐料理に1000円以上出すのをちょっとためらいましたが、非常においしいです。出汁はしっかりと味が利いていて、豆腐も存在感があり、挟んであるお肉を頬張ると、ご飯を食べずにはいられなくなります。今回はお昼に伺いましたが、ライトアップされた夜の方が、なお一層味わい深い雰囲気の中で、料理を楽しめると思いました

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