住まいに求められる機能が増加!?オフィス、飲食店、宿泊機能を住まいに取り込むことで対応すべきテイクアウトメニューとは?

テレワークや外食や旅行の自粛によって、家で欲求を満たそうとし始めた!?

働く環境の変化

会社でのテレワーク導入が始まり、住まいにいることが多くなり、働きやすい環境が欲しくなってきました。

・妻と話してしまう
・子供がうるさい
・家事も出来る環境
・周りに働いている人がいない

など住まいは、仕事に集中できない環境になっていることが多いようです。

飲食環境の変化

外食を出来る限りしないようにと、政府やメディア、周辺住人も自宅での食事がメインのライフスタイルになりました。そうなれば、週末の家族の外食の代わりに、自宅でオシャレな雰囲気で、美味しいものを食べたくなるのは当然のことです。

寝るくつろぐ環境の変化

旅行にも行きづらい状況が続いています。休みの日に気分転換出来る場、夕食後にくつろぐ場など、リビングや共用部に求める空間クオリティも上がってきています。特に寝る部屋であるベットルームにしても、ホテルのような寝やすい環境を求めるようになりました。

ライフスタイルが変わり、デザイン設計も変化

商業空間デザインのノウハウが、住宅設計に求められるようになる?!

商業空間と住宅の設計者は元々ノウハウが異なり、設計事務所やインテリアデザイン会社は、どちらかが得意としていて、別れている傾向にありました。しかしアフターコロナでは、娯楽を与えていた商業空間が、住まいの中で求められるようになってきています。それは同時に、住宅設計に店舗デザインのノウハウが、必要になってきていることも意味しています。

マンションのホテルデザイン化は、随分昔から始まっていた

マンションのホテルデザイン化として、高層マンションの共用部です。エントランスにはコンシェルジュがいて、スパやライブラリー、店舗があったりと、ホテルととても似た機能が備わってきています。これは一つのステイタスとして購入している一面もあります。

マンション共用部だけではなく、自宅のインテリアもオシャレにしたい!

この考え方が今後、専有部にも派生することが想定されます。人はより豊かなものを求めます。自分だけの空間で贅沢をしたいわけです。そして、この考え方は高層マンションだけではなく、豊かな共用施設を持っていないマンションや戸建住宅に求められてきます。

それが次の建築設計やインテリアデザインに求められるポイントになるのです。

住まいの変化に対応したテイクアウトメニュー開発

住まいの変化に伴い、食にも変化が生まれます。家での食事は日常、飲食店での食事は非日常と位置づけていたものが、一緒になり始めているからです。

テイクアウトも住まいの変化に合わせたメニューにすべき!

「週末ぐらいは、家事をやりたくない!」
「ワインなど食の娯楽がないとストレスがたまる!」
「夜の住まいが雰囲気上がれば問題ない!」

この住まいでの食への新たなニーズに答えるのが、

テイクアウトやデリバリーになります。今まで外食に使っていたお金を家食で落とすことになるのです。そうなれば、美味しく家では食べられないような料理を買うことになります。普段よりちょっと高くても問題はありません。

このように飲食店のテイクアウトやデリバリーは、ニーズにあったメニューを提供する必要があります。

テレワーク中にちょっとつまめるものがあると喜ばれる

テレワークが定着する企業ともとの働き方に戻った企業が二分しています。それは経営者の考え方が変わらないこともひとつの原因になっています。しかし、少なくとも家で仕事をすることが、一つの選択肢になり始めました。家だけではなく、場所を選ばない働き方が、今後増えていく可能性は大きいのです。

家で仕事をしていると、オフィスで仕事をしているより少しゆるくなりませんか?服装などの身だしなみも含めて、ラフに食べながら仕事もできたりするわけです。効率の良し悪しの考え方はありますが、、、

そこにちょこっと食べられる軽食があると嬉しいはずです。例えば、クッキーやチョコ、仕事に集中するためのメニュー開発です。ケーキ屋、パン屋だけでなく、他の業態の飲食店のテイクアウトにあると、人々は買いたくなるはずです。

家でオシャレに過ごすための必須なメニュー

住まいでオシャレに過ごすためには、空間だけではなく、食事も必須要件になります。そのシーンを想定してみると、、、

・朝のコーヒーと食パン
・テレワーク中のおつまみ
・素早く食べられるランチ
・複数の小ポーションの前菜
・ディナーのメインディッシュ
・美味しいデザート
・食事終わりのワインとチーズ

など他にもたくさんあると思います。その中からあなたの店舗にあったテイクアウトメニューを見つけてほしいです。

商業デザイナーのノウハウを、どのような視点で住宅設計に取り込めばよいのか?

住宅で行う機能が、複合的になってきたということなのです。

ホテルのようなベットルームやリビング

ホテルは来客をおもてなしします。非日常感や特別感を演出しています。住宅で取り入れるポイントととしましては、

・エントランス(玄関)や廊下
・トイレ
・リビングにラウンジを

友人や親族などの来客をおもてなしをする空間が対象になります。

レストランのようなダイニングキッチン

料理が主役のレストラン。料理がキッチンで作られているライブ感から食卓へ運ばれます。そこでの演出はテーブルとお皿、テーブルウェアそしてライティング。この一連の流れをデザイン的にも機能的にも設計するのがポイントです。雰囲気だけ似せても「なんか違うな」となってしまうのです。

オフィスのような書斎や個室

オフィスに必要な機能は、作業に集中できる場とアイデアが思い浮かびやすい場です。後者はリビングや庭など他の空間に担保してもらうとします。ここでは前者の作業に集中出来る場について考えてみたいと思います。

仕事内容にもよりますが、基本機能として、

・視界が遮られている
・周辺の雑音が聞こえない
・適度な換気空調
・疲れづらいイス
PCに集中できるデスク周り
・必要なものがすぐ取れる収納
・明るい光(拡散)と色温度(4000K)
・多くの電源コンセント
・早いネット環境
・オンラインミーティングが出来る背景
・一息つけるグリーン植物

などが挙げられます。この最低限度の機能を意識した上で、書斎のような個室が用意出来れ良いのですが、リビングの一角であれば、一部の機能は達成できませんが、ある程度配慮したオフィス環境を設計することが出来ます。

まとめ

商業のインテリアデザインのノウハウが、住宅設計に取り込む必要が出てきています。そこで実行すべき重要な三つのポイントは

1.ホテルデザインはベットルームやリビング、玄関、廊下などみんなが使う空間に
2.レストランデザインはダイニングやキッチンにデザインと機能を
3.オフィスデザインは書斎や個室、リビングダイニングなどの一角に集中できる場を

上記のポイントを意識した上で、これからの住宅設計をすることでより豊かな住まいができるはずです。そして、その流れを把握し対応すべき飲食店経営者は、テイクアウトメニューを用意することで、売上につなげていくことが必要になってくるのです。

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