居心地良いお店を作ってもらいたい!
なんとなく居心地よいカフェに隠されたカラーリングとは?
なんとなく心地よい空間は、自然のカラーリングに近づけてデザインされていることが多いです。居心地の良いカフェや居酒屋などの飲食店で、ついついゆっくりくつろいでしまうお店があると思います。そこには隠れたインテリアデザインの試行錯誤が隠されている可能性があります。
店舗デザインの打合せで、上手くイメージを伝えられない、、、
自分が思い描いた空間が、建築家やインテリアデザイナーに伝えられない人必見です。店舗が出来上がり、家具や雑貨を選ぶときに「何色にすれば良いのか?」とても悩みます。
打ち合わせでデザインパースを見て、一面の壁の色にちょっと違和感を感じた時、あなたが思い描いた綺麗さ、かっこよさ、心地よさは、実は全体のカラーバランスかもしれません。
空間に合う家具や雑貨の選び方を知りたい
内装工事が終わり、空間が出来上がった後、家具やディスプレイなどを選ぶときに、どうしても何色にしようか迷ってしまいます。そのときに自分の好みや来てくださるお客様が好むインテリアコーディネートを把握しておく必要があります。そこで今回は、あなたの店舗イメージに近づけるためのカラーリングを見つけるノウハウを書いていきたいと思います。
なぜ、自然のカラーリングは落ち着くのか?
長年人々が慣れ親しんだ色の組み合わせは、調和しやすい
自然が生み出したカラーリングが、落ち着く理由としては、長年人々が慣れ親しんだ色の組み合わせだからです。先人たちの歴史、蓄積なのです。そして普遍的に変わらなく残っているのが、自然です。海、山、川、木々、鳥、昆虫、、、自然に存在してきたもの全てです。
アースカラーとは?
自然の色をアースカラーとも言われます。大地(土や砂)や植物(草や木)、空、太陽など地球に元からある自然物を表した色です。その中でとても綺麗だと感んじた色の組み合わせをピックアップしています。
- 朝日や夕焼けの時間と共に変化する空のカラーリング
- 山々や昆虫、雪など自然物のカラーリング
- 木の葉にあたる光や陰影のぼかし
また、日本では自然で染めた布や木の色合いもアースカラーであることが多いです。
あなたが感動した綺麗さを保存しておく方法
「綺麗だな~」と感じた瞬間の景色は、先人たちが産んだ調和のパレットです。それを保存しておくことで、あなたの店舗に必要な家具や雑貨を見つけることができます。
感動した瞬間の景色をスマホで撮影
旅行へ行ったとき、街を歩いているとき、友達と食事をしているときなど、綺麗だな~、かっっこいいな~、かわいいな~など心を動かされた時のシーンを撮っておきましょう。できれば、景色や空間になっているシーンを撮影していください。
映っている写真は、何が綺麗だと感じたのか?
撮影した写真で特に感動した写真、好きな写真を選び、何が綺麗なのかを考えてみます。
- 明るいところと暗いところの面積バランス
- 色彩のバランス
- 光によるグラデーション
この辺を気にしてカラーバランスを保存しておきます。パソコンに取り込んで、イラストレーターフォトショップなどでカラーを保存しておくこともできます。
綺麗だと感じたカラーリングを使ってみよう
好きな色のパターンが見つかれば、それと同じ色のモノやマテリアルを見つけていきます。中止すべきポイントは
- 隣あう色
- 色の使用面積
- グラデーションなのか単色なのか
この辺りに気をつけながら、選定してみましょう。
4まとめ
なんとなく心地よい空間を作るためには、空間全体の配色バランスが必要。自然が生み出したカラーリングは、心地よい調和された空間となりやすいです。
そのために実行すべき重要な三つのステップは、
「綺麗だな~」と感じた瞬間の景色を写真を撮っておきましょう!
映っている写真で、綺麗だと感じたのは何かを探してみましょう!
綺麗だと感じた周辺のカラーリングやカラーバランスを使ってみましょう!
この三つのステップで、居心地の良い空間に近づいてくるはずです。ぜひ、実行してみてください。