【店舗デザイン研究】対面カウンターがたくさん!賑わい出る厨房レイアウトFunFan 中目黒

店舗情報

店名 FunFan 中目黒
住所 東京都目黒区青葉台1-28-11 ブルックスビル 2F
業態 エスニック中華
客単価 ¥3,000~¥3,999
客席数 41席


中目黒駅でカジュアルな店舗

こんにちは、皆さん。今回は中目黒にある「FunFan」というお店について紹介したいと思います。東京カレンダーでこのお店を見つけてからずっと気になっていたので、実際に足を運んでみました。このブログでは、空間、料理、サービス、コストの4つの視点から詳しくお伝えします。

アジアの街を感じられる雰囲気

入った時、何を見て、どう感じたか?

店舗は2階にあり、通りからは隠れ家のようなバルの印象でした。非常階段のようなアプローチを上がって2階に入ると、まるでアジアの市場に迷い込んだかのような雰囲気で賑わっていました。まず目に入ったのは、ハイカウンターに座る人々と忙しく動き回るスタッフの姿です。お店に入った瞬間から、アジア圏特有の活気ある空気が漂っていました。

特に目を引いたのは、ピンク色にライトアップされたショーケースでした。このショーケースには様々な食材やドリンクがディスプレイされており、アジアの露店のような雰囲気を醸し出していました。また、店内のインテリアはカラフルで多様な文化を感じさせる装飾が施されており、発展途上国の市場のような活気と雑多さが感じられました。

どんなお客さんがいたか?

お客さんは主に2〜30代の女性が多く、2人組がほとんどでした。若い女性同士で楽しんでいる姿が多く見られ、エスニックな料理とカジュアルな雰囲気が女性客に人気の理由かもしれません。次に多いのはカップルで、親密な雰囲気の中で食事を楽しんでいる様子でした。また、40代の男性グループも一組いて、年齢層や客層が広がっているのが印象的でした。様々な年齢層と背景の人々が集まることで、多様な交流が生まれているようでした。

お客さんはどのくらい入っていたか?

お店には26名のお客様がいて、満席率は63%でした。店内のカウンター形式やスタッフの動きが活発で、実際の人数以上に賑わっているように感じました。カウンター形式のレイアウトは、お客様同士やスタッフとの距離が近く、自然と会話や交流が生まれやすい環境を作り出しています。そのため、空間全体が常に活気に満ちていました。

初体験!?エスニック中華って?

メニューは?

メニューはシンプルに名前と金額だけが記載されているものでしたが、ネーミングセンスが光っていました。どの料理もユニークな名前が付けられており、思わず注文したくなるような工夫が感じられました。例えば、「アジア風スパイシーチキン」や「エキゾチックシーフードパスタ」など、名前からどんな料理かを想像するだけでワクワクします。オーナーの思いや戦略が垣間見えるメニュー構成で、お客さんの好奇心をくすぐります。

料理が出てきた時の印象は?

料理のポーションは思ったより小さく感じましたが、色々な料理を少しずつ楽しめるという点では非常に嬉しいポイントでした。一品一品が丁寧に盛り付けられており、見た目にもこだわりが感じられました。例えば、エスニック風の盛り付けがされたサラダや、鮮やかな色合いの前菜など、目でも楽しめる料理が揃っていました。

料理は美味しかったか?

料理は中華ベースながらも意外性に富んでおり、とても美味しかったです。例えば、春巻きはイタリアンを思わせるトマトベースのパスタソースのような味がして驚きました。また、カルパッチョも提供されており、これはエスニック風の香辛料が効いていて新鮮な味わいでした。その他にも、スパイシーな料理やエキゾチックな調味料が使われた料理が多く、どれも他では味わえない独自の味付けでした。

ドリンクはどうだったか?

ピンク色にライトアップされたショーケースには、世界各国のビールが並んでいました。ビールだけでなく、ワインや日本酒も取り揃えられており、バラエティ豊かなドリンクメニューが魅力的でした。ドリンクの瓶に金額が書かれているセルフサービス形式で、お客さんが自分で取りに行くスタイルが楽しく、店舗の空気感にもマッチしていました。特にエスニックな料理と合わせて楽しめるビールの種類が豊富で、ドリンク選びも楽しいひと時でした。

いろんな対面カウンターで会話を誘発

サービスまでの時間は?

カジュアルな店なので、サービスが早いかと思いましたが、料理が出てくるスピードは普通でした。ただし、料理がバラバラに出てくるため、一度に多くの料理を待つ必要がなく、飽きずに会話と雰囲気を楽しむことができました。このようなスタイルは、お客さんにとってもリラックスした時間を過ごせる要因となっていると思います。

スタッフは何人で運営していたか?

当日は5名のスタッフが運営しており、キッチンスタッフは1〜2名で、ホールスタッフは店内を動き回っていました。スタッフの数が多いため、お客さん一人一人に対して迅速かつ丁寧なサービスが提供されていました。特に、スタッフ同士の連携がスムーズで、効率的にサービスが行われている印象を受けました。

スタッフの動きや接客は?

店内には対面カウンターが4つあり、キッチンカウンター、ドリンクカウンター、サービスカウンターなど、様々な場所でスタッフが忙しく動き回っていました。スタッフが多忙なため、お客さんとの会話はあまり見られませんでしたが、話しかけると親切に対応してくれました。もう少しお客さんとスタッフが気軽に話せる環境があれば、一人でも訪れやすい店になるかもしれません。

厨房オペレーションはどうだったか?

スタッフが多い厨房レイアウトは、最近の日本の飲食店の流れとは逆行しています。厨房機能が店内全体に広がっているため、スタッフが4〜5人は必要です。最近は人材不足や人件費削減のためロボットやワンオペを採用する店が増えている中、FunFanではあえて多くのスタッフを配置している点が特徴的です。この戦略は、賑わいとブランドイメージを作り出すための自信の表れと感じました。多くのスタッフが活発に動き回ることで、店全体が活気に満ちています。

がっつり食べて飲んだらいくら?!

会計はいくらだったか?

後輩と二人で行って、18250円でした。客単価は3〜4000円程度で、軽く飲んで食べるのにちょうど良い感じです。特に、中目黒という立地を考えると、この価格帯は非常にリーズナブルだと感じました。料理やドリンクの品質を考慮すると、コストパフォーマンスは高いと感じました。

コスパを感じたか?

がっつり食事をするというより、カジュアルにつまみながら軽く飲むお店としてはコスパは良いと感じました。料理のポーションが小さめであるため、多様な料理を楽しむことができ、結果的に満足度が高かったです。また、セルフサービス形式のドリンクもお得感があり、自由

度が高いことが魅力です。

臨場感あふれる対面カウンターが魅力のお店

FunFan 中目黒は、その独特なデザインと雰囲気、そして美味しい料理で特別な体験を提供してくれるお店でした。カウンター形式とスタッフの多さが賑わいを生み出し、エンタメ性も感じられます。特に、若い女性客に人気のあるこのお店は、友人やカップルで訪れるのに最適な場所です。中目黒から少し歩きますが、その立地も魅力の一つで、気軽に立ち寄れる点もポイントです。皆さんもぜひ一度訪れてみてください。次回はどんなお店に行こうか、今から楽しみです!

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