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友達に教えたくなるお店
共有したい空間
友達が遊びに来た時に、どうしても「連れていきたい」と思うお店がいくつかあります。
「よく行くお店」とは少しニュアンスが違って「教えたくなるお店」「たくさんの人に行って欲しいお店」です。
そんなお店には「料理が美味しい」「居心地がいい」「おしゃれ」など以外に何か特別な理由があるはずです。
そこで、今回は「人に教えたくなるお店」にはどのような秘密が隠れているのか考えてみたいと思います。



東京の蔵前にあるゲストハウス Nui.
1Fがカフェラウンジになっていて、宿泊者以外でも利用できるようになっています。海外客が多くてまるで外国にいるような空間です。
客席がランダムに配置されそれぞれ形状も異なります。切り株のようなテーブルを囲んだり、ソファー席でのんびりくつろいだり、立ちながらおしゃべりをしたり、自然な流れで自分の居場所が見つかります。
BEYOND ALL BORDERS
~すべての境界線を越えて~
コンセプトにもあるように、境界線を越えて人々が繋がる空間。それを実現しているデザインだからこそ、ここに人は集まり、繋がり、さらに広がっていくのだろう。




東京茗荷谷にあるカフェ&バー totoru.
表情の異なる2つの扉が出迎えてくれます。このお店に入ると、オーナーさんのこだわり、デザイナーさんのアイデア、大工さんのものづくりに対する想いがすごく伝わってきます。
扉から扉へ風が抜けていく。その風と共にお客様が来店し、腰を下ろし、時間を過ごす。たくさんの木々が使われ、天然の石や流木、ジーンズを加工した背もたれやインパクトのある本棚。遊び心溢れるトイレ。見るもの触れるものが活き活きとしていて働くスタッフも来店したお客様も楽しめるお店です。このお店に来ると、空間が持つ力を感じることができ、それを誰かと共有したくなります。




東京、高田馬場にある 地球を旅するcafe.
世界一周中に出会った夫婦が経営するアットホームなお店です。ここはオーガニックの料理を提供しているお店なので、内装に使われる材料にこだわりを持ち、ほとんどが自然に優しい素材でつくられています。
壁際につくられたニッチには、世界中で集められた雑貨が並べられています。お酒も世界各国のビールが揃えられ、タイから直接取引をしているこだわりのコーヒーが楽しめます。トイレは小さな小屋風になっていて、外観も内観もかわいいです。
質感が柔らかい塗り壁、優しい照明が空間を包み込み、とても落ち着くお店です。
Today is my life.
~今日こそが人生~ というテーマもとに、旅するように生きるオーナー夫婦と最近の出来事のことを話したり、これからのことなどを話したり、自分の視野を広げることができるカフェです。
今回紹介したこの3店舗は、すべて同じデザイナーが携わっていて、その方の世界観がもたらした空間には心に響くデザインが含まれています。デザイナーとオーナーさん。デザイナーと職人さん。デザイナーとお客さん。それぞれの繋がりが空間をつくりあげていると感じまます。そこから学び、空間をデザインする際にはオーナーさんの想いをくみ取り、そこを作る職人と共に汗を流し、幸せなお客様を深くイメージする。そうすることで、空間が出来上がるプロセスがストーリーとなり、そこに共感が生まれ、共有したくなるお店が生まれるのではないだろうか。
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