大宮のカフェの現場にてオーナーさんとの2回目のお打ち合わせに行ってきました!
前回の墨出しの時に確認しきれなかったところや、その間に変更になった部分を改めて確認する、というのが今回の目的。
着工から1週間経ち、木工事がかなり進んでいました。
壁の下地関係がほぼ終わっていて、後はもう微調整、といった具合です。
下地が出来上がったら、その後にボードで塞がれて、壁ができます。
塞がれる前に、コンセントやスイッチの位置の最終確認をしました。
オーナーさんと使い勝手をお話ししながらひとつひとつ確定させていきます。
塞がれてからの変更は大変です。
スイッチやコンセント関係は、ボードの該当箇所を四角く切り抜いて、そしてそのボードが下地に固定され、あとは仕上がるのを待つだけ、といった状況になります。
なので、もし変更になった場合、ボードを外してまた新しいボードを貼って・・・といった作業が発生することになります。
それを避けるためにもここできちんとお話をして確定させることが重要です。
今回の場合は新築で、既存にコンセントや電気経路が組まれていました。
それを確認し、考慮しながら設計を進めました。
電気設備の経路設計というものは、実はとてもシビアです。
物件の電気容量は既に決まっています。

この①がそうです。これが電気容量を示していますが、
この②の部分「50A」これは漏電ブレーカーというものですが、ここの数値を使用容量が超えてしまうと、ブレーカーが落ちます。
更に、③これは「子ブレーカー」といいます。一つの経路につき使用可能な容量が振り分けられています。
各経路でこの容量を超えないように経路を設計することが必要です。
つまり、ここにコンセントが必要か、そしてこのコンセントでどんな機器を使うのか、ということを想定して、ブレーカーが落ちないように経路設計をします。
そして、もしどうしても容量が足り無さそうな場合、オーナーさんにお話をして電気容量の契約量を増やして貰わなくてはなりません。
これらを予想して設計した上で、オーナーさんと話し、確定させていきます。
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