アロハ テーブル
横浜で手掛けた物件の写真撮影の帰りに、横浜の成長を眺めることができるレストランで美味しい料理を頂いただきました。
そのレストランで感じたこと、学んだことを書いていきたいと思います。
都会の中で感じる南国の雰囲気
横浜Bay Quarterの4Fにあるカジュアルなハワイアンダイニング 「Aloha Table Ocean Breeze」
高い天井で開放的な空間。一面張りのガラスの向こうにはみなとみらいの夜景が広がります。
そびえ立つビルの光が横浜の成長を表しているような…そんなことを想ったり、ゆっくりお話しをしたりと、落ち着きがあり大人な雰囲気が流れるお店でした。
お料理は、チキンやフライドポテト、ロコモコやピザなど濃い味のメニューが多かったです。
ドリンクは、いろんな国のビールがあり、色鮮やかで盛り付けも華やかなカクテル、珍しいパイナップルワインなど南国を感じさせるような商品が豊富でした。
空間 < ロケーション
高い天井で解放感があり、POPなカラーとハワイアンのBGMが流れる陽気な雰囲気の店内でしたが、このお店の最大の特徴はガラス越しに眺めるみなとみらいの夜景です。
その為か、店内の中央席は小上がりになっていて、どの席からも景色が眺められるようなデザインがされていました。しかし、空間全体を見渡した時に、一部だけ違和感を感じる要素がありました。
それは、ビビットなオレンジ色の壁に飾られたカラフルなアート。
カジュアルなハワイアンダイニングのコンセプトとしては成り立つデザインですが、夜景を眺めるための空間としては違和感を感じました。そこに視線を持っていくよりも、外の方に意識が向くようなデザインの方がこの空間にとってはいいのではないか。
この疑問から、空間は、時には影を薄めなければいけないこともあるのだと気づくことができました。
今回のお店のようなロケーションを活かすには、「店内よりも店外をいかに魅力的に演出するか」という主軸で空間をデザインする必要があります。
空間における立地。この立地をどれほど把握するのか。このことが、空間をデザインする際にとても重要だということを感じました。
アロハテーブル オーシャンブリーズ (ハワイ料理 / 横浜駅、新高島駅、神奈川駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0
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